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由希「気が散る。散歩したいなら外に行け」
夾「お前が自分の部屋で読めばいいだろうが！！大体よぉ、改築するからって追い出しといて、終わったから戻って来いって勝手すぎんだろっっ！」
由希「どこが。ごく当たり前の事だろ」
夾「全然当たり前じゃねぇよ！！もうちょっとはアイツ等の都合ってもんも考えたっていいじゃねぇか！」
由希「フンッ。黙って家飛び出して4ヶ月も姿眩ます様な奴がよく言う」
夾「何だと…！？喧嘩売ってんのか！！」
由希「ﾊﾟﾀﾝｯ)突っかかるね……本気で相手しようか」
夾「上等だクソネズミ！表に出やがれっっ！！」
紫呉「こらこら2人共、落ち着きなさいよ」
本気で喧嘩しそうになった頃、やっと紫呉がストップをかけた。
由希/夾「「落ち着いてる！！/だろうが！！」」
紫呉「あっそ」
夾は再びクソッと縁側に横になり、由希は本をテーブルに置こうとして一枚の紙切れを見つけた。
由希「ちょっと散歩行ってくる」
紫呉「行ってらっしゃーい」
紫呉と夾こちらを見ていない事を確認した由希は、紙を持って居間を出て行った。
それと同時に夾は立ち上がり、テレビの裏や棚の中を探る。
紫呉「何か、探し物？」
夾「！い、いや……爪切り…」
紫呉「ふーん………Aちゃん達のメモなら、さっき由希君が持ってったよ？」
夾「あんのヤロー！！」
ドタドタと慌てて由希の後を追いかけに行った夾を見て、紫呉は密かにニヤリと笑った。
✼••┈┈••✼
由希は、A達の家住所が書かれているメモを持ってその場所まで来ていた。
由希「住所だけじゃ検討つかないや。取り敢えず、交番で聞いた…」
夾「コルラァ〜〜！クソ由希ィーーー！！ メモを返しやがれぇー！！」
そんな由希の後ろから土煙をあげながら物凄い勢いで追いかけてくる夾は、あっさり由希の顔面蹴りにより呆気なく止められ、仕方なく2人で家を探す事になった。
由希「違う……ここも違う…」
夾「おいっ！一周しちまったぞっ」
由希「おかしいな。このブロックのどこかなんだけど…」
夾「“本田”なんて表札、どこにも無ぇじゃねぇか！貸せよっ」
由希「やだね」
夾「テンメェ…！改築したてでピカピカなんだから、こんだけ探しても無ぇってのは可笑しいじゃねぇか！！」
由希「……！」
“ 外壁はまだだけど、取り敢えず住める様になったって…”
夾「っお、おい…！」
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凛 - 文章からセリフから､｢拝啓猫神様｣の丸パクリですよね？盗作ですよ (11月16日 20時) (
レス) @page50 id: ebcac45cbc (このIDを非表示/違反報告)
無名 - 台詞、文がそのまま他の方が書いたやつと同じですね… (2022年11月6日 11時) (レス) id: b4596f1ad6 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 23ページでちょっと直した方がいいかと思います。紫呉の台詞のはずが、由希になってます。 (2022年9月26日 14時) (レス) @page24 id: c5e498bff3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Azuki | 作成日時：2022年9月20日 15時
