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それから数時間後、机には沢山の食事が並べられた。
透「わぁ…！すごいです！」
『楽羅さん、料理お上手なんですね！』
楽羅「えっへん！」
由希「凄いけど…これ何人分なの？」
紫呉(冷蔵庫、空っぽ…)
楽羅「愛する夾君に食べてもらおうと思ったら、張り切りすぎちゃったぁ…」
確かに6人では食べきれない程の料理が並んでおり、その料理を見た紫呉は冷蔵庫を確認すると、見事に空っぽだった。
透「その夾君はどちらでしょう？」
由希「上じゃないかな？」
楽羅「私呼んでくる！」
楽羅が呼びに行ったのを確認すると、A達はお箸や皿を出して2人を待っていた。
しかし、上から何かが床に叩き付けられたようなドーンという音が響き、紫呉達が何だ？と天井を見上げた瞬間、何かが天井を突き破って落ちてきた。
『ケホッ、ケホッ……きょ、夾君…？』
透「だ、大丈夫ですか…！？」
由希「あーあ、料理がめちゃくちゃ」
煙が晴れるとそこに居たのは夾だった。夾は料理が並べられていたテーブルに落ち、そのままボロボロになってピクともしない。
案の定、料理は散乱し悲惨な状況になった。楽羅は穴の空いた天井から夾を心配そうに見て、慌てて居間に降りてくる。
紫呉「何で皆んな家壊すかなぁ〜…！」
紫呉も2度も家を壊され、悲しそうに額を抑える。
楽羅「ごめん！すぐ料理作り直すねっ？」
紫呉「作るって……冷蔵庫空っぽだよ？」
楽羅「あ……」
夾「ってて……もう帰れよ…っ」
楽羅「っ…」
起き上がった夾にそう言われた楽羅は顔を俯かせながら部屋を飛び出した。A達が追いかけようとすると、紫呉が“僕が行くよ”と代わりに追いかけた。
紫呉「どこに行く気？」
楽羅「買い物…」
紫呉「今から？夜道危ないよ」
楽羅「……ねぇ、しーちゃん。私もここに住んじゃダメかな？夾君の側に女の子が2人も居るなんて…不安だよ…」
紫呉「ダメだって、分かってるでしょ？」
楽羅「しーちゃんには…女の子の揺れる気持ちなんて分からないんだ…っ」
紫呉「…僕だって……ヤキモチくらい、焼く事はあるけどね…」
紫呉は“あの夢”を見た日からずっと焦がれてる思いを隠すように目を伏せた。
Aと透は滅茶苦茶になってしまった料理達を悲しそうに片付ける。
由希「出前でも取ろうとか」
夾「じゃあ俺カツ丼！」
『……ねぇ』
透「ちょっと待ってください…！」
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凛 - 文章からセリフから､｢拝啓猫神様｣の丸パクリですよね？盗作ですよ (11月16日 20時) (
レス) @page50 id: ebcac45cbc (このIDを非表示/違反報告)
無名 - 台詞、文がそのまま他の方が書いたやつと同じですね… (2022年11月6日 11時) (レス) id: b4596f1ad6 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 23ページでちょっと直した方がいいかと思います。紫呉の台詞のはずが、由希になってます。 (2022年9月26日 14時) (レス) @page24 id: c5e498bff3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Azuki | 作成日時：2022年9月20日 15時
