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Aが急に出て来た事により、夾は驚きビクッと飛び起きた。
『高い所が好きなんだね夾君……わぁ、猫…！可愛い……』
Aはよいしょっと梯子を登り、擦り寄って来た猫を1匹抱き上げて撫でる。
夾「…動物、好きなのか？」
『うん、大好き！』
そう言いながら猫に頬ズリをするAを見て、夾は初めてA達の前で動物になった時、由希を持ち上げて頬ズリしてたな…と思い出す。
『やっぱり猫に好かれるんだね、夾君は』
夾「知るかそんなの。勝手に寄って来るんだ。子は鼠、卯は兎、戌は犬が」
『楽しそう…！』
夾「楽しいもんかっ！…で？何か用かよ」
『ちょっと心配で……文化祭の準備、参加しないの？』
夾「……俺1人居なくたって、由希さえ居りゃ事は上手く運ぶだろ。
昔からの頭は良いし、容量は良いし、人当たりも良い。周りは自然にアイツの才能を認めて敬って、信頼するんだ……武術を始めたのだって俺が先なのに、今じゃアイツの方が強いし…」
夾「……ムカつく。俺だってなれるもんならなってみてぇよ。そんな奴に」
『…誰だって、自分に持ってないモノを持ってる人の事を羨む。私だって、透の事が羨ましいと思う事がある』
夾「お前が…？」
夾の言葉に由希に対してそんな風に思ってのかと驚くA。しかし、その感情にAは心当たりがあった。
『うん。透は私と違って明るくて元気で、純粋で……そんな風に居られるのはとても凄い事だと思ってるの私。だから、そんな透が羨ましい……でも、そんな所を認めてもいるの。
夾君には夾君の素敵な所があって、草摩君には草摩君の素敵な所がある。だからそんなに思い詰めないで』
夾「っっ……ああ」
✼••┈┈••✼
透「大貧民をやりましょう！」
夾「そーいう事は由希に言え、クソ由希に」
教室に戻ると、透が秋だから大貧民をやろう！と言い出した。
透「草摩君、居ないのです」
魚谷「なぁんだシラケー。アンタ、頭も要領も悪そうだから、いいカモになると思ったのによー。勝負事から逃げるなんて男じゃねぇよ。なっさけね！」
そんな魚谷の煽りに怒りマークが浮かぶ夾は、バンッと机を叩きながら立ち上がり、魚谷と睨み合う。
煽りに乗ってしまったのだ。
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凛 - 文章からセリフから､｢拝啓猫神様｣の丸パクリですよね？盗作ですよ (11月16日 20時) (
レス) @page50 id: ebcac45cbc (このIDを非表示/違反報告)
無名 - 台詞、文がそのまま他の方が書いたやつと同じですね… (2022年11月6日 11時) (レス) id: b4596f1ad6 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 23ページでちょっと直した方がいいかと思います。紫呉の台詞のはずが、由希になってます。 (2022年9月26日 14時) (レス) @page24 id: c5e498bff3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Azuki | 作成日時：2022年9月20日 15時
