Story42 ページ41
「俺、大ちゃんの事が好きなのかもしれない」
勇気を出してこのひとことを言い終わり、
恐る恐る光の顔を見てみると
ぽかんと口を開けていた。
が、ここまで話してしまったら
俺の口は止まらない。
そんな光のことなんてお構いなしに
どんどん話は進む。
「でもこれが恋かどうかよく分からないんだ、
大ちゃんに触られただけでなんかドキドキしたり
俺以外の人の事楽しそうに話てると嫉妬したり
でも、夜一人で帰ってくるの心配だなぁとか
一人で家にいて寂しくないかなとか
恋じゃないような感情もあって…
俺、よく分からないんだ…」
ずっとぽかーんとしていた光も
ようやく俺の話を理解し、
口を開いた。
『伊野ちゃんは…大ちゃんの事が好きだよ』
「…へ？」
『いつも俺に大ちゃんの話をする伊野ちゃんは
ほんとに楽しそうで、
大ちゃんの事好きなんだなぁって思ってたけど、
そういう好きだったとはな笑』
「光…引いてないの…？」
『はぁ？引く？何言ってんだお前w』
『男同士だからって恋しちゃいけないとか
んな事誰が決めた？
伊野ちゃんは自信をもて！分かったか？』
「ひかるぅ…」
確実に引かれる、と思っていた。
でも光はそんな素振りは見せず、
“応援するよ！”なんて言ってくれて。
相談してよかった、
『あのな伊野ちゃん、
自分の気持ちに気付いたなら攻めていけよ？』
「ふぁ？」
『恋愛にライバルはつきもの！
ウジウジしてたら取られるぞ〜？』
恋愛経験豊富な光は
他にも恋愛について話してくれる。
『でもさ伊野ちゃん、
お前は恋愛初心者のようなもんなんだからさ！
なんかあったら相談しろよ〜？』
「うるさいなぁ…
俺だってやるときはやるんだよ」
『嘘つけぇ〜笑』
その数分後、光は彼女に呼び出され、
急ぎながら帰っていった。
相談したのが光でよかった、
これでなんとか自分の気持ちの整理ができた。
「とは言っても…これからどうすれば？」
この時はまだ、ゆっくり大ちゃんに気持ちを伝えていこうと思っていたが、
数日後、俺を急がせる事件がおきる事を
全く予想していなかった。
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えび。(プロフ) - アイさん» はじめまして！読んでくださったんですね！！ありがとうございます…！！続編でも頑張っていきます！！ (2017年1月20日 19時) (
レス) id: fff0c1bce3 (このIDを非表示/違反報告)
アイ - はじめまして！この小説気になってて…読んでみたら、・・・お、面白い・・・！！これからも頑張ってくださいー！！ (2017年1月20日 17時) (レス) id: bcbac3bbea (このIDを非表示/違反報告)
えび。(プロフ) - かりんこ。さん» ほんとにやっとって感じです、笑もちろん、いいとこ(？)で終わらせるのはわざとです！(ドSか)感謝だなんて私にはもったいない言葉です(> <)こちらこそ感謝感謝です！頑張って更新していきたいと思います！ (2017年1月18日 11時) (レス) id: fff0c1bce3 (このIDを非表示/違反報告)
かりんこ。 - うわーー！やっといのちゃんが自分の気持ちに気付きましたね！そして、めっちゃいいところで終わるから続きが気になる…笑 ほんとにえび。さんには感謝しかないです！更新楽しみに待ってますね♪ (2017年1月18日 0時) (レス) id: 69e397df00 (このIDを非表示/違反報告)
えび。(プロフ) - mao*さん» はじめて！！読んでくださってるんですね！ありがとうございます！！うわぁ、、！すごく嬉しいです…！どの作品もきちんと完結まで持っていけるよう、頑張ります！ (2017年1月11日 14時) (レス) id: fff0c1bce3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えび。 | 作成日時：2016年11月22日 3時
