桜の花が舞って、

35.決心 ページ36

鮪side



「でも、なぁ。」


嬉しい事だけやなくて、やっぱり不安がある。
Aの気持ちは結局あんまわからんし。


こいちゃん「でも？」

「古賀の事はどうなんかなって。」

めしだ「あー、確かに。こいちゃんが古賀の立場やったらどうしとる？」

こいちゃん「Aちゃん奪い去っとる。」

めしだ「こいちゃん強www」

こいちゃん「ごめんごめん。冗談やからそんな沈まんとってや鮪」

「古賀やったらほんまにそんな事もあるかもなって思って。まっすぐやからあいつ。」


こいちゃん「鮪の気持ちもわかるし、ほんまはもともとAちゃんは鮪好きやったんやしな。でも古賀の気持ちもわかるような気もするし。」

めしだ「Aちゃんはどうなんやろな。」

「音取り終わったら会いに行ってええかな。」

めしだ「おおっ？鮪にしたら珍しくぐいぐい行くやん(笑)」


「このままおってもしゃあないよなってわかってるから。」


こいちゃん「そかそか。」



そうしてる間に古賀が終わったみたいで、この話は終わった。


古賀「みんな何話してたん？」

めしだ「古賀のギターって年々うまなってるなぁって！」

古賀「うそやんっいっつもそんな事ゆわへんやろ？」

めしだ「ほんまやで！もう尊敬するわ！」



めしだの嘘がばればれで、それやのに笑っとる古賀がおもろい(笑)

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