32.今なら ページ33
Aside
次に目を開けたとき、そこに俊寛くんはいなかった。
でも、気分がすごくよくなってて、ようやくふらつかずに歩く事ができた。
喉が渇いたから、キッチンに行くと何かいい匂いがする。
ガス台の上に1人用の鍋と何か書いてあるメモがあった。
「
キッチン勝手に借りてごめんな。
おかゆ作ったからお腹すいたら食べて。
はよ、よーなってな！
俊寛
」
やっぱり優しい。
まだ温かいから、さっきまで居てくれたってことか。
なんだか嬉しくなって、さっそく食べることにした。
そういえば朝からみかんゼリーしか食べてないからおなかがすいたんや(笑)
お椀によそってスプーンで少し口に含む。
「えっ、」
声がもれる。
だって、あの時隼斗が作ってくれたそのものと全く変わらない味だから。
すごく安心するこの味は、そっか、あの時もほんまはずっと看病してくれてたんは俊寛やったんよね。
何故か、今ならその現実を受け入れられる気がする。
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adacomanon(プロフ) - ほんとによく出来た物語ですね (2017年11月28日 11時) (
レス) id: e4f7bbe889 (このIDを非表示/違反報告)
ひるね姫(プロフ) - さとさん» はい(^-^)/今までありがとうございました！！ (2016年1月5日 12時) (レス) id: 7b304ed9f7 (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - お疲れ様でした。！ (2016年1月4日 21時) (レス) id: cb58f924dc (このIDを非表示/違反報告)
ひるね姫(プロフ) - 心雨さん» コメありがとうございます！！！可愛いですか!!よかったです(ﾉ)`∨´(ヾ)泣かせてみた甲斐がありました（笑） (2016年1月3日 13時) (レス) id: 7b304ed9f7 (このIDを非表示/違反報告)
心雨 - 説教の部分の古賀が最終的に泣いてしまうのが可愛くて可愛くて仕方がないですww (2016年1月3日 1時) (レス) id: cfc7f44fd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひるね姫 | 作成日時：2015年11月6日 17時
