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56.ベッド ページ8

Aside



私は少しの肌寒さを感じて目が覚めた。

思わず掛け布団にくるまるとそこには綺麗な寝顔の義勝がいた。

幸せすぎて笑みがこぼ…れ……!?え!え?ちょっとまって??義勝…裸……って私も服着てないし!?は?なんで??

私はパニック状態のまま昨日の途切れ途切れの記憶を懸命に思い出す。

みんなで打ち上げしてて、義勝んち行くことになったのかな…?それで一緒に帰って、……あ、ああああやばい、思い出した、顔から火がでるくらい恥ずかしい。

そう言われれば、腰が重いとゆうか、痛いとゆうか、、、

てか、とりあえず服着ないとな…そう思って私がベッドから出ようとすると、義勝の手が私の腕を掴んだ。


「……起きてたの??」

義勝「今起きた。…どこいくの。」

「えと、着替えようかなって。」

義勝「別にいいじゃん。」


そう言うと義勝は私を引っ張ってベッドに強引に戻す。

まだお酒のせいでちょっと頭は痛いけど、完全に正気だから、すっごいドキドキして、義勝をみれない。


義勝「なに照れてんの(笑)昨日はあんなに甘えてきたのに(笑)」

「…あ、あれはお酒のせいもあるから/////」

義勝「酒が入ってないとダメなの?」

「…そんな事ない…けど/////」

義勝「…じゃあ」


急に息もできないくらいのキスが降ってくる。

でもその激しさの中にも義勝の優しさを感じられて、私は拒むことなく続けた。


「…ん……はぁ///んんっ/////よ、義勝…/////」

義勝「そんな目でみて(笑)また俺を誘ってんの??」

「……ちがっ////違う事もない…よ/////」

義勝「可愛いすぎるんだよ///」


少しいじわるそうな義勝の笑顔が愛おしくて。

このまま時間が止まってしまえばいいと思えた。

















でも、幸せにはいつかは終わりが来るものなのかも知れない。

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ひるね姫(プロフ) - みうる。さん» コメありがとうございます!!!そう言ってもらえてとっても嬉しいです!!今度書く時は、もっと八木氏登場できるようなのにしたいと思ってるんですよ!!頑張ります(笑) (2016年1月20日 17時) (レス) id: 7b304ed9f7 (このIDを非表示/違反報告)
みうる。 - 全体的に切ないのかな、と思ったら、所々にキュンキュンしてしまうような描写があったりで、とても読み応えがありました! 個人的に、八木にゃんが連れて帰ったシーンはニヤニヤが止まらなくて…(笑) (2016年1月20日 0時) (レス) id: 1e0236c9a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひるね姫 | 作成日時:2015年10月17日 20時

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