53.証 ページ5
Aside
｢…よ、義勝??痛いんだけど…｣
外に出て、義勝が私の腕を掴んでいた手をやっとはなしてくれた。
義勝｢………いんだけど、｣
｢…え？｣
義勝｢だから、見てられないんだけど。｣
いつもの義勝とは違う感じで、声がおっきくて、驚く。
｢義勝…?え、えっと何が見てられないの??」
義勝｢俺、Aの彼氏なんだけど、みんなといちゃついて楽しい??｣
｢いちゃついてないよ!!｣
義勝｢じゃあなんで拒否んないの、八木氏なんてキスしようとしてたし、巨匠は……たぶんAの事好きだし、たけはたけで かわいいとか言っちゃってるし。｣
｢…だってそれは、打ち上げだからみんなと楽しくやんないとダメだと思ったからだし、それにみんなあーゆうノリだって思ったから…友将だって、そんな目で私みてないよ？……でも、私も、もし義勝が他の女の人とこんな事してたら不安になっちゃうかもしれない。ごめんなさい。義勝の気持ち考えてあげられなくて……もう…私の事嫌いになった…??｣
義勝｢そんなことない。だ、大好きだからこうやって妬いてんの////俺こそごめん。こんな事しないで俺がみんなの前で言ってやればよかったんだよな、こいつ俺の彼女って(笑)ああー！俺かっこわりぃ(笑)｣
｢ふふっ(笑)私も義勝大好きだよ!!今度からは気をつけるね。みんな心配してるかもしれないから戻ろ??｣
｢ちょっとまって。｣
そう言うと、義勝は私の鎖骨に吸いつくように少しきつめのキスをした。
義勝｢俺のものって証。｣
｢み、見えちゃうじゃん/////｣
義勝｢見えるからいいの、ほら行こう。｣
それから私たちは2人で居酒屋の中へ戻った。
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ひるね姫(プロフ) - みうる。さん» コメありがとうございます！！！そう言ってもらえてとっても嬉しいです!!今度書く時は、もっと八木氏登場できるようなのにしたいと思ってるんですよ!!頑張ります（笑） (2016年1月20日 17時) (
レス) id: 7b304ed9f7 (このIDを非表示/違反報告)
みうる。 - 全体的に切ないのかな、と思ったら、所々にキュンキュンしてしまうような描写があったりで、とても読み応えがありました！ 個人的に、八木にゃんが連れて帰ったシーンはニヤニヤが止まらなくて…(笑) (2016年1月20日 0時) (レス) id: 1e0236c9a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひるね姫 | 作成日時：2015年10月17日 20時
