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番外編→何よりも 3 ページ27

巨匠side




A「ねぇ、友将怒ってるの??」


「ん。別に。」



……やっと気づいた…あれから かれこれ1週間、ずっと冷たくしてたつもりなのにな。



A「うそ。私、友将が嘘ついてる事くらいわかるつもりだよ?私何かした??……最近友将冷たいよ。……やたら女の人と話すし…」



そう言ったAの目にはうっすらと涙が溜まっていて、さすがにやり過ぎたと反省した。



「ごめんって泣くなよ。………なんかお前最近義勝とよく話してるじゃん。…だからまた好きになったりしねぇかなとか思って、不安でさ。もう俺は居なくてもとか色々考えてたら、こんな態度とってて。女性スタッフとかとやたら話してたのも深い意味はなくて、ただAの気持ちが知りたかっただけ。」


A「泣いてないもん。グズッ……そっかぁごめんね。友将も同じ気持ちしてたんだよね。でも、これだけは聞いてよ、私義勝の事好きになったりなんか絶対にしないから。私が好きなのは友将だから。…仲直りってゆうか、これからもたぶんずっと仕事も一緒だし、気まずいのとかみんなに迷惑かけちゃうから、普通に話してただけなの。やな思いさせちゃってごめんなさい。」


「やっぱ泣いてんじゃん…いや、ほんとに俺が悪かった。すっげぇ大人気ない事ばっかしてさ。ほんとごめんな?」


A「いいの!!…それに友将がやきもち妬いてるのわかったのちょっと嬉しいし///」


「なんでだよ。こんな馬鹿でさ、重くてさ。束縛とかぜってぇやだろ?」


A「ううん。それくらい私の事思ってくれてるって一番わかりやすいと思うんだよね。だからとっても嬉しいよ??」


「俺の事だけずっと好きでいてほしいって言っても?」

A「うん。絶対やじゃない。ずっと好きだもん。」


「他の男見て欲しくないって言っても?」

A「うん。友将がして欲しくないことはしないよ。」


「なんでそんな受け入れてくれんだよ。」


A「友将だからだよ。大好きだからだよ?////他に理由なんてないよ////」


「/////////…信じてやれなくてごめん。これからは何があっても信じるから。」


A「うんっ。」



そう言った後、Aは優しく俺にキスをした。


「……はぁっ?/////」


A「…いっつも友将からだから…たまにはいいかなって/////」



照れたAはいつも以上に可愛くて愛おしくて。


失う事よりも何よりもこわいのは信じられなくなる事だと俺はしった

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ひるね姫(プロフ) - みうる。さん» コメありがとうございます!!!そう言ってもらえてとっても嬉しいです!!今度書く時は、もっと八木氏登場できるようなのにしたいと思ってるんですよ!!頑張ります(笑) (2016年1月20日 17時) (レス) id: 7b304ed9f7 (このIDを非表示/違反報告)
みうる。 - 全体的に切ないのかな、と思ったら、所々にキュンキュンしてしまうような描写があったりで、とても読み応えがありました! 個人的に、八木にゃんが連れて帰ったシーンはニヤニヤが止まらなくて…(笑) (2016年1月20日 0時) (レス) id: 1e0236c9a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひるね姫 | 作成日時:2015年10月17日 20時

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