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2007.winter.
社長室に呼ばれた僕は今、イ スマン社長に促されて、高そうなソファに身を埋めた。
話を聞こうと姿勢を正しているとイ スマン社長は申し訳なさそう話を進める
スマン「候補組達は来年の5月に"シャイニー"としてデビューする」
そう言って社長は僕の目の前に資料を出してきた。
グループ名は"SHINee"
デビュー曲は僕が歌った"お姉さんは綺麗"
メンバーは
オニュ(イ ジンギ):リーダー・リードボーカル
ジョンヒョン(キム ジョンヒョン):メインボーカル
KEY(キム キボム):ボーカル・ラップ
ミンホ(チェ ミンホ):メインラッパー・ボーカル
テミン(イ テミン):メインダンサー・ボーカル
僕の名前はなかった。
顔を上げると社長はごめんね、と呟く。
『何故…ですか。僕のレベルが低いからですか。』
"僕が"子役"だからですか？"
とはその時怖くて聞けなかった。
すると社長は首を横に振った。
スマン「SHINeeはね、ポスト"東方神起"としてデビューさせたいんだ。だから5人にしたいのが１つ。
そしてA、君は"幼すぎる"んだ。」
『ただ、幼いから…僕が13歳だからですか？』
そう尋ねると社長は頷いた。
スマン「テミンも年はそう変わらないけれどね、5人でいてほしいことと、それに…
2人もマンネはいらないからね。」
ーガツンと衝撃が走る。
その後も社長は、君はとても優秀だ、とか
またチャンスは作る、とも言った気がする。
だけど僕は"1人だけデビューできない"という現実が受け止めきれなかった。
明日からはまた"練習生"
同じように5人もマネヒョンからこの話を今、聞いているそうだ。
そうですか、と淡々と話して僕は部屋を出た。
練習室を覗くとマネヒョンが話をしていて
ジンギヒョンとミノヒョン、テミナがこちらを向いた。
扉を開けると振り返るマネヒョン。
マネヒョンが駆け寄って来てすまないな、とハグをしてきた。
僕は負けたくなくて
泣きたくなくて
今まで"子役"で習ってきた精一杯を振り絞って
『ま！次がありますからね！』
なんて胸を張って空笑いの後、
デビューおめでとうございます！
お世話になりました！
"行儀のいい子供"を演じながら
"候補組"の教室から出ていった。
だけどまだまだ演技が足りない僕は
ジンギヒョン、ミノヒョン、テミナの顔だけは
涙が出そうで
どうしても見ようとはできなかった。
僕だって
"SHINee"になりたかった
.
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さらん(プロフ) - heexxbumさん» heexxbumさんレス感謝です！私も今読み返してびっくりしました…修正しました！年齢確認してたと思っていましたがまだまだですね… (2018年1月15日 11時) (
レス) id: 68914b8ae3 (このIDを非表示/違反報告)
heexxbum(プロフ) - チャニョルは93lineでは無く92だったはずです。テミナよりも年上ですよ (2018年1月15日 6時) (レス) id: 30978c81fa (このIDを非表示/違反報告)
さらん(プロフ) - 虹色合わせ味噌。さん» 虹合わせさんありがとうございます！ネットで確認しながら書いていましたが他サイトで確認したところ、ウー・イー・ファン！になっておりました！すぐ直しますね！！ (2017年10月14日 8時) (レス) id: 68914b8ae3 (このIDを非表示/違反報告)
虹色合わせ味噌。(プロフ) - クリスの本名はウー・イーファンだったと思うのですが……間違えていたら申し訳ありません！ (2017年10月14日 0時) (レス) id: 3ff36800b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さらん | 作成日時：2017年10月2日 23時
