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「っおおオレの事はどうでもいいっての！とにかく！
この先どうしていくか考えようぜ！今は一刻も早くその『目が冴える蛇』ってやつを見つけださなくちゃマズいんだろ？」
仕切り直さんとばかりに一歩大きく足を踏み出すシンタロー。
顔さえ赤くなけりゃきまってただろうな。むしろ俺のにやにやを煽るだけだぞそれ。
思わず「ほぉ〜」とか言っちまいそう…ヤバい俺、遥に似てきた。
その言葉に少し語弊でも覚えたのか少女が口をはさむ。
「というよりその『目が冴える蛇』が入り込んでいる人間をだね。そいつが能力者たちの命になってる『蛇』を集めようとしているのは、まず間違いないから」
「つってもよ、そもそもなんでそいつはこっちの世界に『メデューサ』ってのを創ろうとしてたんだ？そんなことしてなんかメリットでもあんのか？」
シンタローが当然の如くの質問を繰り出す。
今まで逆に何で触れなかったのだろうというレベルで。
少女は、暫く思考を巡らせ、呟いた。
「…願いを終わらせないため」
「願いを終わらせないため？」
「詳しくは解らないけど、アザミの記憶の中でそいつがそう言ってたの。
…そもそも『目が冴える蛇』の能力が持ち主の『願い』をかなえる能力みたいだからそれと関係してるのかも…」
「持ち主の願いを叶える、ねえ…」
そして二人とも考え込むような形で黙る。
俺はふと、あることを思った。
「その蛇？は、願いを叶えるみたいな能力だよな？だったらさ、願いが絶えてもらったら困るんだろ。で、その飲み込んでいる間に誰かがそいつが憑くような願いをしたんだろ？
…つまり、『メデューサ』をこの世界で作るのがその願いの何かしらの妨げになるってことじゃねえのか？」
「「…」」
「え、な、何だ？」
シンタローと少女が同時に俺を振り返る。どちらも目を見開いたまま。
俺も堪らず立ち止まり、たじろぐ。え、俺なんかまずいこと言ったか？
少女が、申し訳なさそうに口を開く。
「あ、ごめん…君がそこまで考えられるようには見えなかったから…」
ストレートに酷い発言だった。
ドストレートすぎて最早ツッコむ気すら失せた。失礼過ぎる。
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アオ - 絶対行きます！！ (2017年10月10日 20時) (
レス) id: ce8af5c15e (このIDを非表示/違反報告)
彌涅琉(プロフ) - アオさん» 毎度コメントありがとうございます！そろそろ続編に行くので続編でもよろしくお願いします！ (2017年10月9日 10時) (レス) id: af08178a2e (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 更新されるたびに内容がいつも面白いと感じます！引き続き頑張ってください！ (2017年10月9日 1時) (レス) id: ce8af5c15e (このIDを非表示/違反報告)
彌涅琉(プロフ) - アオさん» ありがとうございます！ (2017年9月21日 21時) (レス) id: af08178a2e (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 続き楽しみにしてます！頑張ってください！ (2017年9月21日 18時) (レス) id: ce8af5c15e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネット中毒少女 | 作者ホームページ：http://KhKom/ol45
作成日時：2017年9月15日 0時
