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「……」
「……」
「……あ、あはは」
何時も以上に不機嫌そうに貧乏ゆすりをする貴音。
困ったように乾いた笑みを浮かべ、スケッチブックに向かう遥。
何か言って癇に障って色々言われるのも嫌なため教室に沈黙が流れる。
「ああああああもう！！本当なんっっなのあの先生！！今更文化祭に出店しろとか！！！」
「うおっ」
急に動き始め、同時にかなりの声量で怒鳴り散らす。
あまりに突然だったため、思わず肩を震わせてしまう。
「まあまあ…今更どうこう言ってもしょうがないし、ね？頑張ろう？」
「はあ…まあ、どうせ頑張るのは遥とあの先生だしね〜。ほら、手を動かす！」
そう言って手を叩く貴音。慌てて再びシャーペンを持ち直す遥。
どうにも、どうやらこの救護学級にも文化祭での出店依頼…
というより、この学級の担任らしい先生が校長に見栄を張ってこうなったのだのなんだの。
因みにその先生はアヤノちゃんの父親らしい。
シンタロー曰くだとアヤノちゃんは結構なヤバい成績らしいが、父親から学ぶことは無いのだろうか。
そして、遥の意見と準備期間から考えて『射的ゲーム』ならぬものをするらしい。
……羨ましい限りである。
現在、そのせいで遥はゲームでの敵キャラになるモンスターを描き上げている。
その意見は貴音かららしい。
「で、Aの方は進んでるわけ？」
「んー…採寸はしたけど…あと適当に料理の練習程度ならしてるよな。でも結構進んでるぞ」
とはいえ、俺はほとんど何もしていない。
衣装は完全に女子に任せきりだし、料理はまあ弟妹もいるだけあって多少覚えはある。
内装とかも他の人が着々と進めているし…案外捗ってはいる。
しかし、そんな何でもないような返答でも今の貴音様には御気に障ったらしく、激しくペンの先を机で打ち鳴らしている。正直怖い。
そして、そのペンごと拳を机に叩きつけた。
「ったく！やらなくていい筈だったのに〜！！」
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アオ - 絶対行きます！！ (2017年10月10日 20時) (
レス) id: ce8af5c15e (このIDを非表示/違反報告)
彌涅琉(プロフ) - アオさん» 毎度コメントありがとうございます！そろそろ続編に行くので続編でもよろしくお願いします！ (2017年10月9日 10時) (レス) id: af08178a2e (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 更新されるたびに内容がいつも面白いと感じます！引き続き頑張ってください！ (2017年10月9日 1時) (レス) id: ce8af5c15e (このIDを非表示/違反報告)
彌涅琉(プロフ) - アオさん» ありがとうございます！ (2017年9月21日 21時) (レス) id: af08178a2e (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 続き楽しみにしてます！頑張ってください！ (2017年9月21日 18時) (レス) id: ce8af5c15e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネット中毒少女 | 作者ホームページ：http://KhKom/ol45
作成日時：2017年9月15日 0時
