人面獣心【TH】 (ページ3)

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TH「いいのいいの、僕が好きでやってる事だからね。あ、あと、帰る途中にAちゃん見かけた時一人で帰す訳には行かないなって思ったんだよね」

『え？それは、どういう？』

TH「今日もあったでしょ？物騒な事件が」

『、、ありましたね』

TH「だから、女の子を1人で帰すわけには行かないの」

『あぁ、、』

1人で帰れます

と、言いたいところだったが、外はもう真っ暗、それに昨日の夜に聞こえてきた男の人の声の事もあって一人で帰るのが怖くなっていた

TH「だから、僕に送らせて？」

瞳がでかい上に、顔は小さくて、背は高い

その上性格も良くて、暖かい

気遣いもできるなんて、本当にいい人だなぁ

『ありがとうございます。助かります』

TH｢いえいえ、当たり前のことですから｣

しばらくすると残業が終わり、テヒョンさんの仕事の早さに驚いた

『テヒョンさん本当にありがとうございました』

TH「いひっ、僕仕事早かったでしょ～」

さっきまで先輩感があったのに、急に子供らしくなるテヒョンさんが少し可愛かった

『本当に送って貰っちゃってすみません』

TH「いいよ、一人で帰るよりは安全だし」
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TH「何より、狙いやすいしね」

『え？テヒョンさんなんて？』

TH「なんでもないよ」

テヒョンさんが一瞬真顔になった気もしたが、すぐにニコッと微笑みかけた