【3L募集企画】物部町怪異譚【募集終了】

用語説明2 ページ5

・式神
本来陰陽師が使役する鬼神のことなのだが、霊力が弱いため動物の形をした式を1つ生み出すのに精一杯である。
結界を生んだり伝書鳩のような役割を担ったりと使う用途は様々なので、祓う術よりは優先度が低いもののなるべく早く覚えるように言われている。
またこの式神も人によってバラバラである。


・結界
暴れる怪異を見つけた際1番先にする必要のある術。
周りの一般市民に危害を加えないようにするためと、周りに怪異や陰陽師、戦闘中の様子を見えないようにする意味がある。
怪異と自身の周りを囲むように式神を使い大きく結界を張ることで戦うフィールドを作っている。
本来結界というのは外からやってくる怪異を弾くための術だが、町を囲んだりするような技は今の技量では到底不可能な為そういった使い方をしている。


・怪異
人ならざる者の総称。形にすらなっていないヘドロのような色のスライムのような形のものもあれば禍々しい見た目をした異形の何かであったりと様々。

大昔は全ての怪異が暴れ猛威を振るっていたが今では大分落ち着き、人間に対し好意的な感情を抱くもの、問題事を起こしたくないという中立的なものが多くいる中、人間に対し悪意を抱いており、霊力を持つ者も少なくなってきた今攻撃し始めるものも増えてきた。……が、人間に攻撃してくる怪異の7割が「何者かに凶暴化するよう歪まされた怪異」であり、そういった怪異は正気を失っているため攻撃し続け淀んだ霊力を消費させるショック療法で元に戻す必要がある。
その為"祓う"必要のある怪異は残り3割の悪意を持つ怪異であり、攻撃し続ける所までは同じだがその後にその怪異を囲むように立ち祝詞を上げて祓う。その際に木火土金水5つの霊力が必要なため祓う際は必ず5人でいる必要がある。


・グループ
陰陽師として活動する際は5人1組のグループを組んで活動する必要がある。
4つのグループがあり「朱雀」「玄武」「青龍」「白虎」の4グループ。木火土金水それぞれの霊力が高い者をバランスよく編成しており、怪異や陰陽師としての知識が比較的ある神社や寺の家系の者を2人ずつ、残りの3枠に突然変異で開花したタイプを入れている。
それぞれに担当地域が決まっており、南側を朱雀、北側を玄武、東側を青龍、西側を白虎が担当しているが、力の強い怪異はいくつかのグループで合同でやったり、怪我や病気、用事等でグループの誰かが欠けた時に他のグループから埋め合わせで入ったりすることもある。

可能/禁止事項→←用語説明1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す