恋愛戦争 ページ8
引き続き菊池Side
手「早く！こっちこっち！」
なんで裏口から…しかも170ある男が女装って…
中「あっAいた！」
見つけるの早いな…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿菊池Side終了
＿＿＿＿＿＿＿
貴方Side
舞踏会会場に…着いたけど…
女性「あら貴女、パートナーの方は？」
女性「あらあら、まさかだと思いますけど…」
男性「居ないなんてこと、ないですよね？」
要らないって言ってたはずじゃ…
主催者「どうもAさま、」
貴『これはどういうこと…』
主催者「あれぇ？可笑しいですねぇ」
あちこちで笑う声が聞こえる。
どうして…
主催者「こんな所にのこのこ来てさ、お前バ
カ？」
貴『っ？！』
何騙されてるんだ私…
急に恥ずかしくなりUターンする。
主催者「おっと、お帰りですか？」
貴『はなから…こう言うつもりで…』
貴族同士の嫌がらせ。私はまだ子供。馬鹿にさ
れるのも目に見えていたはず…
貴『…とりあえず…失礼します。』
主催者「へっ、お前なんかが来て良いところじ
ゃねーんだよ」
会場に笑い声が響く。
出口に足早に向かう。
バカみたい。バカなのは私か…
ドンッ
誰かとぶつかった
貴『…っすみませ』
金髪の女性「だ、大丈夫ですわ、貴女こそ…」
貴『ごめんなさい…』
早足じゃ遅いか…ヒールのせいで走りにくいが靴
擦れなんてこの際関係ない。早くこの場から立
ち去りたい
貴『…ｸﾞｽｯ…』
涙がこぼれ落ちる。こんな姿、誰にも見られた
くない。
そんなとき……
バンッ
扉が開かれた。。
貴『えっ…』
＿＿＿＿＿＿貴方Side終了
手越Side
菊池が消えた。何処行ったんだ、、
中島も増田さんも松島も…会場に乗り込んで様子
を見ていた。
主催者「あれぇ？可笑しいですねぇ」
あっ？！主催者！
何を…
貴『…とりあえず…失礼します。』
あれ、帰るの？やばい、こんな事バレたら…
松「とっとりあえず…」
ドンッ
あっAっ
貴『…っすみませ』
手「だ、大丈夫ですわ、貴女こそ…」
貴『ごめんなさい…』
そう言って去って行った…
バンッ
突如扉が開かれた。そこに居たのは……
目元に煌びやかな仮面をつけた…誰？
菊池ならドレスだし…あの人スーツ…
仮面男「…」
手越Side終了
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作者名：高宮 幸 | 作成日時：2017年3月21日 21時
