恋愛戦争 (ページ44)

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恋愛戦争※ ページ44

貴『っ、やぁっ、ぁぁっ』

我慢しようと声を押し殺すが、それは増田にと

っては逆効果。

時々漏れる声に増田の興奮は押さえられなかっ

た。

激しく腰を打ちつけやらしい手つきで乳房に触

れる。

貴『たかっ、ゃっ、っ』

増「っふっ、ぁ、っ、」

増田は欲望のままAを求めた。

シーツの擦れる音、Aが漏らす声に包ま

れながら２人はついに絶頂を迎えた。

貴『貴久、、』

増「…なに？」

貴『……なんでもない』

増田の背中にぴとっと背中をあわせたA｡

そして２人は瞳を閉じた＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

貴『…んっ、、』

うっすら目を開けるといつもの天井。

上体を起こし当たりを確認する。いつもの部屋

ではない。貴久の部屋だ。

どこかで感じたことのある痛みに耐えつつ

横を見ると子供みたいにスヤスヤ眠る貴久。

辺りには服が脱ぎ散らかされそこらに落ちてい

た。

貴久を起こさぬようベッドから下り下着を着け

服を着る。

それにしても体がベタベタ…

汗やら何やら色々ベタベタする。

貴『お風呂…』

せめてシャワーだけでも、と思いブラウスを

羽織る。

ぴとっと肌にくっつく服。そうだ、昨日紅茶を

こぼしたんだっけ、、

そっと貴久の部屋を出て自分の部屋に戻り服を

持ちお風呂場へ直行する。

手「あれ、早いじゃん。どしたの？」

貴『て、手越君…おはよ、、』

そのまま素通り、、なんて出来るわけ無く、

手「…まっすー」

まっすー、その単語に思わず体が反応する。

手「まっすーの匂いがする。」

貴『え、、』

なにも言い返さず黙っていると

手「…俺の方も見てよ＿＿」

ﾁｭｯ＿＿

増田Side

増「…ん、」

目が覚めて真っ先に隣を確認する。そこには……

あれ？誰もいない…Aは？夢？

辺りを見渡し、昨日のことが夢では無いことが

わかった。脱ぎ散らかされた俺の服。

現に今俺は裸だ。

とりあえず服を着て廊下に出る。

顔でも洗いに洗面所に…

＿＿＿＿＿＿＿＿増田Side終了

＿＿＿＿＿

貴『んっ、やぅっ』

手「可愛い、、んっ」

小鳥のような軽いキスから段々と激しいものに

変わっていく。

手越は俺のものだと言わんばかりにAに

キスを落としていく。

貴『やめっ、ん、んんん！』

どんっと強く押すも全くびくともしない。

手「…んっ、ふぅっ、A…」

唇離すと２人の間に繋がる銀の糸。

手「俺、さ、Aが＿＿＿」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿