恋愛戦争 (ページ16)

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恋愛戦争ページ16

佐藤Side

佐「ぁ、行っちゃった…」

手「Aに教えて貰いたかった？」

にやーっと目を細める手越さん、、

佐「そっそんなこと…」

そうなんて言えるわけ無い。悪いし、そんなこ

とはずかしいよ、、

菊「あーこうなったらとことんやってやる。付

いてこい、えーと、、」

佐「あっ、佐藤です、佐藤勝利って言います」

菊「佐藤、、勝利でいいか。勝利、こっち」

佐「はっはい」

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菊「で、こっちが厨房。飯は一日交代でやるか

ら、朝は早いぞ。」

佐「は、はい」

細かく説明してくれる菊池さん。。

菊「で、服はこっち。サイズとかちゃんと見ろ

よ」

なんか…兄が居るみたい、、

佐「はい」

菊「部屋は…どーすんだろ。」

部屋があるのか、、確かAちゃんも言っ

てたな…

??「あっ風磨君、その人は？」

菊「松島、こいつ今日から入る勝利、仲良くし

てやれよ」

松「勝利？よろしくね～」

佐「よっよろしく、？」

松「俺松島聡、好きに呼んでいいからね！」

話しやすい明るい人だなぁ…

佐「そ、聡？」

松「これからここに入るの？」

そう聞かれると菊池さんがそーだよと怠そうに

答える。

松「もし部屋が決まってないなら～、俺の部屋

の隣は？確か空いてたよ？Aちゃんに聞

いてみれば、、」

探してくるーと走って去って行った、、、

菊「じゃ、部屋見に行くか」

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佐「わぁ～広い…」

前の家よりずっと広い。。

ベッドふかふか、本棚大きい、、

菊「いいよな、このベッド。ふかふかで」

壁により掛かって腕を組む。

佐「こんな部屋、頂いても…？」

菊「皆同じような部屋だし。」

佐「へぇ…」

机とテーブル、ベッドとタンス、本棚と家具は

少ないけどシンプルな落ちつく部屋。

貴『、あっ居た居た』

開いていた扉から顔を出したAちゃん。

貴『ごめんねっ、聡君に呼ばれて来たけど…』

Aちゃんの後ろからひょこっと出てきた

聡。

貴『ここの部屋でいい？』

佐「う、うん！」

Aちゃんが手に持っていたプレートを

ドアにかける。そこには‘勝利’の可愛らしい

文字。確かに皆の部屋の扉にもかかってたなぁ…

貴『勝利君、お家の荷物とかは？』

佐「もともと家具付きの家だったから、、少し

だけしかなかったよ」

貴『そうだったんだぁ、わかった。欲しいもの

とかあったら言って？買いに行こう！』

佐「えっ」

貴『だって、、』