恋愛戦争 ページ14
引き続き佐藤Side
好き、こういう感情のことを言うのだろう。
貴『よし!服を探しに行こう!』
紅茶を飲み干す。
貴『貴久位だと大きいか…横に』←
佐「…ありがと」
貴『へーき!友達じゃん!』
友達かぁ…前なら何とも思わなかったけど、この
感情に気づいちゃうと少し複雑…
貴『どこに仕舞っておいたかな』
紅茶を飲み干して俺も立ち上がる。
ビリリ…
正座してたから足がっ!!
バタンッ
貴『勝利くっ!んっ!?』
佐「っ?!」
口に紅茶の香りが広がる。時々クッキーの甘い
香りも。。
テーブルを挟んで座っていたから俺が体勢を崩
しテーブルに乗り上げる感じに…
一瞬でも永遠に感じる、その言葉が分かる気が
した。目の前にはAちゃんの顔。
佐「っ、////」
貴『…』
恥ずかしい。段々と顔に熱が集まってくるのが
わかる。
貴『あ、足痺れちゃったのかな?大丈夫?』
何事も無かったように顔を離すAちゃ
ん。
佐「あ、、ご、ごめん」
貴『…ちょっと御手洗行ってくるね』
そそくさと出て行った。。
佐「あー…何してんの俺…ちょーダサいよ…」
机にうっぷせる。
佐「…でも……柔らかかった」
女の子とは勿論、キスなどしたこと無い俺、、
これから上手くやっていけるか心配です……
佐藤Side終了
貴方Side
ドキドキドキドキ…止まれ、止まれ!落ち着け…
貴『…ふぅ…』
菊「あれ?Aじゃん、どうした?」
貴『落ち着け、落ち着けー…』
足が痺れてただけ、あれは事故、、
菊「おーい、Aさーん?おーい」
体勢を崩しちゃっただけだから。あれは…
菊「お姫様ー?おーい、、姫ーwwww」
あれは…
貴『事故だぁぁぁぁぁあああああ!!!!』
菊「!?!?!?」
貴『よし、戻ろう!』
後ろで菊池さんが倒れてたなんて知らない←
________貴方Side終了
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増田Side
コンコン、返事すると入ってきたAと男…
増「男?!?!」
貴『貴久、新しく来た勝利君。服探してあげて
ほしいんだけど…今大丈夫?』
控え目に尋ねるA。
増「あー、大丈夫だけど、、」
佐「…どうも、、」
貴『採寸とかいるなら出て行くけど…』
増「取りあえず一通り見てみるか」
見た感じ細っちいなこいつ。
佐「よ、よろしくお願いします。。」
増「お、おう。。」
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作者名:高宮 幸 | 作成日時:2017年3月21日 21時