・ ページ7
Side 名前
今日も同じ道を帰ってるけど、
私には果たさなくてはいけない用事がある。
あの小生意気ちび野郎の家の家紋について、
おばあちゃんに聞かなくてはならないのだ。
名前「まったく…」
pururururu
叔母「はいもしもし?」
名前「久しぶり。名前だけど。」
叔母「あら、急にどうしたの?」
名前「あのさ…私に昔くれたその…面白い形のストラップあるじゃん。」
叔母「んーと…あー!あったわね。それがどうかした?」
名前「それがね。知念っていう人の家の家紋らしくてさ…」
叔母「…その家紋の家の方に会えたの?」
名前「そーなんだけどさ。どーしておばあちゃんが知念家の家紋を…」
…おばあちゃん?
泣いてる…?
名前「おばあちゃん…?」
叔母「その家紋の力は本当だったのね…」
名前「えっ…?何言ってんの…?」
叔母「その家紋はね…江戸からずっと代々宮川家に受け継がれてきたものなの…」
名前「は…?」
叔母「詳しく話をすると長くなるのよ…だからさ、今度その知念さんと私の家に来てくれないかしら…」
名前「え、ちょっとそれは…」
叔母「お願いよ…」
そんな泣かれて言われたらさ…
名前「わかった…今度行く…」
叔母「よかった…これで先祖も喜ぶわ…」
プツッ
ツーツーツー
先祖も喜ぶ…?
どーゆーこった…
100人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちねん ぴかるん(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます!これからも楽しみにしててください´`* (2018年1月14日 22時) (レス) id: 3ad010e2d7 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 面白いです続きが気になります (2018年1月14日 19時) (レス) id: a0f0eca40a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちねん ぴかるん | 作成日時:2018年1月7日 14時