黄金の糸 -時代を超えて結ばれる-

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Side 名前


侑李｢わかりません…?｣

名前｢いやだって！おばあちゃんにもらったやつなんで！おばあちゃんに聞かないとわかんないですよ！｣

侑李｢もしかして…僕の家の誰かと浮気してるとか?｣


浮気…！?

はぁ！?

何言ってんのこいつ！！


名前｢ふざけないで！私のおばあちゃんが浮気するわけないから！初対面のくせに失礼すぎ！もう行きます！さようなら！｣

侑李｢あ！ちょ！…｣


なんなのあいつ…

ぼんぼんだからって偉そーにして！


名前｢…でもどうして｣


確かに家紋を持ってるのはおかしい…

んぁーーーー…

気になるじゃん…


名前｢あとで電話してみよ…｣


めんどくさ…

でもおばあちゃんに聞かないとわかんないしなー…


名前｢余計な仕事増やしやがって…｣

裕翔｢なーに独り言言ってんの。｣

名前｢裕翔…｣


こちら中島裕翔。

私の幼馴染。

スタイルがよすぎる。


裕翔｢ぶつぶつぶつぶつ…怖いよ。｣

名前｢別にいーじゃない。てか、いつもの友達は?｣

裕翔｢あ、やまと圭人と知念?｣


ん…?


名前｢もう1回言って。｣

裕翔｢え、やまとー圭人とー知念?｣


ち、


名前｢知念！?｣

裕翔｢なに…いきなりどーしたの…｣

名前｢あの小生意気ちび野郎！｣

裕翔｢え、友達?｣

名前｢違いますー！ちょー失礼なやつ！｣

裕翔｢あぁ…知念そーゆーとこあるからね(笑)ま、俺に免じて許してやって！｣

名前｢なにが俺に免じてよ…｣

裕翔｢あ、やまいた！じゃ！｣


はぁ…

なんかめんどくさ…

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