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Best friend 15 ページ45

side→misumi

調布西飛行場に着くと小型飛行機が今にも離陸しそうな状況だった。


三澄「あれか?」

東海林「あれかな?」

三澄「木林さん、近づけますか?」


木林さんはにっこりと笑う。
きっとサングラスの下の瞳は弧を描いてるはずだ。


木林「善処します」


そう言って木林さんはアクセルを全開に踏む。


東海林「ひっ、き、木林さんー!?」

三澄「えっ!?ちょ、ええ!?」


加速する車に叫び声を上げる。
車は目の前の柵を破壊して、そのまま小型飛行機へ近づく。


東海林「ブレーキー!」

三澄「踏んで!ブレーキ!」


クルマの窓を開け、必死に呼びかける。
すると、次第に速度が落ちてヘ小型飛行機は止まるとすぐ、車から降りて駆け寄った。


三澄「ドア開けてください!」


バンバンと扉を叩くと中にいた人がドアを解放してくれた。


三澄「立花さん外に出します。
すみません、降ろすの手伝って下さい」


言いながらシートベルトを外すと、中に乗ってきた人も手伝ってくれ、地面へ立花を下ろすと脈拍、呼吸を確認する。


東海林「どう?」

三澄「ダメ。人工呼吸で酸素を供給する」

東海林「待ってミコト!」


人工呼吸しようと立花さんに近づいた時、東海林が叫んだ。


三澄「え、何?」

東海林「元は私が蒔いた種だから、私がやる。
だって、最悪オブ最悪とミコトが人工呼吸なんて」

三澄「いや、これ医療行為だからね?」

はツッコミながらも胸骨圧迫を始める。
すると、東海林がハッキリ言った。


東海林「私に任せて」


しかし、立花を目の前にして気が動転している。


東海林「えっ!?どうやんだっけ!?」

三澄「研修でやったでしょ!?」

東海林「忘れた……キ、キ、キ、キスと違う?」

三澄「違うよ!あの、吸うんじゃなくて、吐くの」

東海林「えっ?キスって吸う?」

三澄「今それどうでもいいから!」


久部「離れてください!俺がやります」


連絡を受け、調布西飛行場へバイクを飛ばして来た久部君が、人工呼吸を開始する。


三澄「1、2、3、4、5、6……」


カウントをしながら胸骨圧迫をして、30回に2度久部君が人工呼吸をする。


それから間も無くして、救急車が到着したことにより立花さんは運ばれていった。

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伊織(プロフ) - ミルキさん» 読んでくださりありがとうございます。お気持ちはとても嬉しいのですが、やはりこの作品は、私が試行錯誤を繰り返し、誇りのあるものです。どのくらい参考にされるのかはわかりませんが、作者としてはあまり、気持ちの良いものではありません。本当に申し訳ないです。 (2018年3月31日 14時) (レス) id: a491ee9abc (このIDを非表示/違反報告)
ミルキ(プロフ) - この作品を参考にして 作品を書いてもよろしいでしょうか?オリジナルも少し書きますが… (2018年3月31日 6時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - ミルキさん» どうぞ!何ですか? (2018年3月30日 22時) (レス) id: a491ee9abc (このIDを非表示/違反報告)
ミルキ(プロフ) - 伊織さん» 質問してもよろしいでしょうか? (2018年3月30日 22時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - Kanaさん» 嬉しいです!ありがとうございます、頑張ります(*^^*) (2018年3月20日 23時) (レス) id: a491ee9abc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊織 x他1人 | 作成日時:2018年3月5日 22時

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