Best friend 6 ページ36
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久部「待ってられないって始めちゃってますよ」
久部君の言葉に慌てて解剖台へ近づくと、中堂さんは既に開胸していた。
三澄「ごめん、ごめん」
久部「東海林さん何かあったんですか？」
東海林「私のことはそっとしておいて」
思い出したくない、と言わんばかりの東海林さんに隣で苦笑いする。
香坂「調査法解剖ですよね？」
久部「はい。道端で突然倒れて亡くなったそうです」
久部の言葉に三澄さんはご遺体を覗き込む。
三澄「死体血が暗赤色。流動性を帯びてる。中堂さんの所見は？」
中堂「各臓器の鬱血。心腔内の血液量も多い。まあ脳を見てみないと確定診断は出来ないが恐らく窒息死」
東海林「窒息……」
その時、東海林さんがある事に気付く。
東海林「ヒィッ！」
香坂「なんですか？」
東海林「し、紳士的で、細マッチョ……細川さん！」
このご遺体は先程話していた、東海林さんが狙っていたという細川さんらしい。
久部君が詳しくご遺体の情報を話す。
久部「細川隆文さん33歳。昨日の昼休み昼食のために外へ出て一人で歩いていたところ突然倒れました」
三澄「ホテルで亡くなった権田原さんも窒息死の可能性があります」
東海林「２人とも大学からの友達だって言ってた。同じサークルだったって」
香坂「旧知の中の２人が謎の窒息死」
久部「東海林さん朝から大変でしたね」
東海林「そっとしておいて」
久部くん君の労りの言葉も、余裕のない東海林さんはしゃがみ込んで耳を塞いでいる。
三澄「あれ、この手首の発赤は？」
手首には小さく丸い形をした発赤がみえる。
中堂「両耳の裏にも似たような発赤がある」
三澄「これ、イヤーカフの痕かも。権田原さんも同じの付けてた。左右の耳に一つずつ。あれって？」
東海林「あれはうちのジムのバイタルセンサー」
香坂「わ、ハイテク」
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伊織(プロフ) - ミルキさん» 読んでくださりありがとうございます。お気持ちはとても嬉しいのですが、やはりこの作品は、私が試行錯誤を繰り返し、誇りのあるものです。どのくらい参考にされるのかはわかりませんが、作者としてはあまり、気持ちの良いものではありません。本当に申し訳ないです。 (2018年3月31日 14時) (
レス) id: a491ee9abc (このIDを非表示/違反報告)
ミルキ(プロフ) - この作品を参考にして 作品を書いてもよろしいでしょうか？オリジナルも少し書きますが… (2018年3月31日 6時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - ミルキさん» どうぞ！何ですか？ (2018年3月30日 22時) (レス) id: a491ee9abc (このIDを非表示/違反報告)
ミルキ(プロフ) - 伊織さん» 質問してもよろしいでしょうか？ (2018年3月30日 22時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - Kanaさん» 嬉しいです！ありがとうございます、頑張ります(*^^*) (2018年3月20日 23時) (レス) id: a491ee9abc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 x他1人 | 作成日時：2018年3月5日 22時
