Snow and blood 16 ページ25
Side →nakado
鈴木「エベック反射?」
白いワゴン車の中で助手席に座って、事のあらましを述べる。当然、素人には聞きなれない単語で、聞き返される。
中堂「冷水に飛び込んだ時に稀に発生する」
鈴木「それは、事故って事ですか?」
中堂「目撃証言がなければな。
目撃者が嘘を言っていると疑う事もできるが、俺は直接会って話を聞いた。
あの老人が嘘を言ったとは思えない。
証言を疑うよりも目撃者が見たものを疑うべきだ」
“女の子がずっーとウロウロしててよぉ、急にダーっと走って、ザブーンて足から”
あの独特のイントネーションと雰囲気を纏った青森訛りの証言が思い出される。
中堂「鈴木果歩は顔面から水に落ちて死んだはずだ。
じゃあ、足から落ちたそいつは誰なんだ?」
核心をつくような言葉に鈴木は考える。
中堂「自 殺を偽装するために彼女のフリをして落ちて見せるなんて無関係な人間がする事じゃない」
鈴木「そいつが、果歩を殺した」
中堂「殺すつもりだったのか、突き落としたら死んでしまったアクシデントなのか、そこは犯人に聞かないと分からない。
ただ、すぐに助けを呼んで、気を失った彼女を引き上げていれば助かった可能性は高い」
鈴木「同じジャンパーを着て背格好が似ていれば……」
中堂「可能だろうな。日暮れ前で辺りは暗かった」
鈴木「あの、果歩はネックレスをしてましたか?死んだ時」
中堂「いや、現場写真を見たが何も付けてなかった」
鈴木の中で一つの答えが導き出される。
鈴木「……ありがとうございます。おかげで確信が持てました」
つまり、全てはそういう事だ、
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伊織(プロフ) - ミルキさん» 読んでくださりありがとうございます。お気持ちはとても嬉しいのですが、やはりこの作品は、私が試行錯誤を繰り返し、誇りのあるものです。どのくらい参考にされるのかはわかりませんが、作者としてはあまり、気持ちの良いものではありません。本当に申し訳ないです。 (2018年3月31日 14時) (レス) id: a491ee9abc (このIDを非表示/違反報告)
ミルキ(プロフ) - この作品を参考にして 作品を書いてもよろしいでしょうか?オリジナルも少し書きますが… (2018年3月31日 6時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - ミルキさん» どうぞ!何ですか? (2018年3月30日 22時) (レス) id: a491ee9abc (このIDを非表示/違反報告)
ミルキ(プロフ) - 伊織さん» 質問してもよろしいでしょうか? (2018年3月30日 22時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - Kanaさん» 嬉しいです!ありがとうございます、頑張ります(*^^*) (2018年3月20日 23時) (レス) id: a491ee9abc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊織 x他1人 | 作成日時:2018年3月5日 22時