90話 ページ11
ヴィランの1人を追っ払っい走ってると緑谷と、背中におぶられたマンダレイの甥がこっちに来た。
マンダレイの甥を確保した緑谷から受け渡され、施設へと保護する。
保護し終わったあと、また走り出した俺はありえない光景を目の当たりにした。
「AmazingGrace.」
間違いねぇ
「How sweet the sound.」
こんなことってあるかよ
「That's saved((おい‥‥」
「ん？」
つくづく思う
神様ってのは俺のこと嫌ってんじゃねぇかって、柄でもねぇこと‥‥思っちまう
「お前‥‥」
この時だけでいい
「まさか」
今は目の前にいなくていい
だから、違うって言ってくれねぇか
「(紫苑)」
「‥‥あはっ！バレちゃったぁ？」
そんな俺の希望は、否定されることなく
崩れていった。
「ねぇ、兄さん。‥‥いや、消太さん。」
胸が痛い。
もう、兄さん とは呼んでくれねぇんだな。
「私ね、とーーっても幸せなの！」
そう、着けていた狐のお面を外したあいつの目は赤かった。
そして、これでもかと言うほどこぼれ落ちそうな笑顔で見つめる(紫苑)に俺は、心の底からドス黒いもんが次々と湧き出てくる感覚に狂いそうだった。
俺は‥‥
こんな顔で笑わせることを記憶に植え付けた
「消太さんは、私を助けてくれなかった‥‥。
でもね、弔くんは‥‥弔くんは助けてくれたの！だから、私は弔くんについて行くって決めたの。」
口を閉じてくれ
「お別れ、ちゃんとしよっか‥‥」
お願いだから
「バイバイ、相澤さん。」
「黙れ。」
誰がお前を離してやるか。
どうやら俺はお前のことになると合理性に欠ぐらしい。
だから
お願いだ、(紫苑)
｢目を覚ませ」
その言葉は、俺と(紫苑)が争う音にかき消された。
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えぬち(プロフ) - ごめんなさい！！変更されないの90話と91話だけでした…すみません(；＿；) (2018年9月3日 18時) (
レス) id: dd27225dc3 (このIDを非表示/違反報告)
えぬち(プロフ) - すみません、名前を設定しても変更されないんですが(；＿；) (2018年9月3日 17時) (レス) id: dd27225dc3 (このIDを非表示/違反報告)
Toy(プロフ) - 90話あたりから名前変換が適用されていないのですが、確認していただいてもよろしいでしょうか。 (2018年3月31日 20時) (レス) id: dbe570c90d (このIDを非表示/違反報告)
雪麗(受験生) - ログインさん、ご指摘有り難うございます！ “●お名前” の所に名前、“●登場人物設定、○名字”の所に名字を記入すれば、変換することが出来ると思います。こちらの不手際で、ご迷惑をを賭けしてすみませんでした。これからもこの作品を、よろしくお願いします！！ (2017年11月18日 20時) (レス) id: 93e099ae7c (このIDを非表示/違反報告)
ログイン - 95話の(名字)少女！の所、名字を変えても変わらないのですが、設定画面の(名字)の下にある、薄く書いてあるのに()をつけたら出ませんかね？ (2017年11月18日 8時) (レス) id: 38f62b83f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪麗(受験生) | 作成日時：2017年10月18日 17時
