【鬼滅の刃】短編集・○○部屋とか色々！その伍

◆一緒に寝る【魘夢】 ページ9

※夢主は鬼で魘夢の恋人です！
「え？鬼って寝るっけ？」という突っ込みは勘弁してくださいm(__)m


《一緒に寝ないと出られない部屋》









「いいねぇ、きっと素敵な夢が見られるよ？」


『そ、そうですね。』



お題の貼り紙を見るなり嬉しそうな表情をする魘夢。かたやゆりは苦笑いをしている。



「ほら、一緒に寝よう？」


『はい。』



横になったのはいいのだが、全く眠くないのが現実だ。チラッと隣で横になる魘夢を見るゆりだが、彼はうとうとしているようだった。

元々そのような表情に見えるからなのかもしれないが。



『(眠くないなぁ。)』


「あれ？ゆり眠れないの？」



不思議そうにゆりの方を見つめる魘夢。



『あ、はい。』


「そう。」


『(そうって……それだけかい！)』



「恋人なのに冷たくない！？」と思っていると、



「よしよし……俺が子守唄でも歌ってあげるから安心して寝てね。」


『！？/////』



魘夢はゆりを自分の方に抱き寄せ、あやすようにぽんぽんと背中を叩く。
彼がこんなことをするとは思ってもいなかったため、ゆりの顔は徐々に赤くなっていく。



「〜♪」


『(あ……綺麗な声。)』



彼の優しげで綺麗な歌声に段々と眠気がやってくる。



『……(ｳﾄｳﾄ』


「〜♪」


『………(。-ω-)zzz』


「ふふ……おやすみ。」









※二人は三時間くらいゆっくり眠ることができたそうです！


魘夢って絶対に歌上手いですよね！
↑(映画の予告動画見てめっちゃそう思った)

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