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16 side:H ページ16
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side Hidaka
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昨日、部屋を出てから
全くつかなかった既読が
朝、送ったメッセージに付いたことで
ホッと一息つく。
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初めて見た時から
いい意味でも悪い意味でも
よく目を惹く子だった。
透き通る肌も
艶やかな髪も
整った顔も
人に興味を示さない目も。
全部、ぜんぶ愛おしく思う。
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彼女が一番欲しいもの。
それが何なのか。
理解するのに時間はかからなかった。
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ただ、それを彼女に
イチから教えてあげるには
きっと、物凄い時間がかかる。
だから、その長い時間の中で
君のそばに居るのは自分でありたいと思う。
例えそれがこんな関係であろうと。
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作者名:ナミ | 作成日時:2018年6月15日 23時