プロローグ ページ1
小学校の頃の話だ
満開の桜の木の下で誰かと話している君を見た
桜のようなピンクの長い髪
身振り手振りで相手に何かを一所懸命に伝えようとしている姿
君のいろんな所に惚れた
初めての一目惚れだった
けれど、お母さんが
「A〜。帰るわよ〜」
なんて言いだした
けど、遠くからでいいから見ていたい
そう思った
けど、現実はうまく行かないわけで
「お母さん、そこからカメラで僕を撮って?」
後ろに、少しでもいいから君が写る事を願ってお母さんに頼んだ
満開の桜をバックにピースを作って笑う
するとお母さんに、その辺でサッカーをしていた子供がぶつかった
よろけながらも撮影してくれたお母さんのカメラの画面を見る
俺は真ん中より少し右に写っていた
そして、なにより嬉しかったのは左側に写っていた、桜色の髪をした君が、こっちを向いて笑っていたこと
ただの偶然かもしれない
けど、ただ君と写真に映れたことがとても嬉しかった
5年後の中学生になる今でも、その写真は残っている
俺のケータイの待ち受け画面に
笑っている君と俺が写っている
16人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
マネ「涼太、橙林ちゃん!」黄・貴「「何スか/ですか?」」マネ「偽装カップルになって...
桃)好きです!/////相)大好きです////実)愛してるわ///黄)ちょ、何うちのお兄ちゃん...
もっと見る
「男主」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒトゥ(プロフ) - 桃井ちゃん大好きなんで、続き楽しみです!更新待ってます! (2014年1月9日 22時) (レス) id: de9bf68707 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:AG | 作成日時:2014年1月9日 21時