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後半戦の準備をしているとまだ剛陣が文句を言っていた。
剛陣「守ってばっかだと絶対に勝てるわけないだろうが。」
希空「どうして？」
近くで聞いていた希空は剛陣に話しかける。
剛陣「監督の言う作戦が勝つことの反対だからだよ！攻めて得点を入れないと負けるぜ！？」
希空「反対のことですよ？それの何がおかしいのですか？」
剛陣「はぁ！？」
希空「この作戦を続けていればその真意が分かるよ。論より証拠。」
剛陣「？？？」
剛陣はさらに分からないという表情をしていた。
希空は小僧丸の方を見て微笑んだ。
希空(小僧丸くんは気付いているね。)
位置に着くと後半戦がスタートした。
希空は美濃道三の様子を観察した。
顔は凄く穏やかで優しい彼女の心は凄く冷静。
希空(私たちが攻撃に出て隙を突こうとしているね。)
イレブンバンドに趙監督から指示が送られてきた。
『みんなへの注意ダヨ→』
『守らない人はクビ(ハートマーク)』
希空(こんな文章出したら我慢できなくなるでしょう！？)
希空の考えが当たったように剛陣がしびれを切らした。
剛陣「もう我慢できねぇ！」
希空(ほらぁ！明日人くんも押されない！)
小僧丸「やめとけ！」
小僧丸が剛陣と明日人を止める。
小僧丸「まだやめとけ。攻めるタイミングじゃねぇ」
剛陣「なんでだよ！？」
希空「答えは反対側にあるということ！だからまだ待って？」
希空は明日人を見つめる。
明日人「！」
明日人は小僧丸と希空の言葉の意味を理解しこの作戦の本当に気づいた。
希空(やっと気付いた。)
雷門は敵陣に突っ込まずボールを回し始めた。
希空は何故かゴールへ向かった。
試合を観ていた野坂と星章学園の監督・久遠も趙監督の作戦に気付いていた。
野坂「へえ、やるねぇ。雷門の１１番くんとあの可愛い女の子。」
久遠「趙金雲・・・そういうことか。」
希空(これはボールとゴールの両方を守るための戦術。こっちから隙を見せてしまったら負け。ん？)
希空のイレブンバンドだけ連絡が来た。
『ＤＦへ移行完了したら二人をサポート！』
希空(そろそろですね。)
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うさＰ - ありがとうございます！たくさんの方に読んで貰えて嬉しいのです！リクエストしたい内容や質問したいことがあったら感想欄に書いて下さいませ！ (2020年2月13日 0時) (
レス) id: cf22f81012 (このIDを非表示/違反報告)
円堂天利(プロフ) - はじめまして、円堂天利です！続編の方を見つけてきました！まだ途中までしか読めていませんが、とっても面白かったです（謎）！更新頑張ってください！（続編） (2020年2月11日 16時) (レス) id: 4b53f6d2dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさP | 作成日時：2020年1月21日 0時
