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・・・
試合を終えた灰崎は茜の元へ行く前に星章学園のある場所へ向かっていた。
そこは灰崎が気に入っている昼寝の場所。
試合を観に来ていた希空の姿を思い出すと自然とその場所へ向かっていた。
目的の場所へ到着すると既に希空が立っていた。
花のような優しい香りは灰崎の警戒心を解かしそうになったが灰崎は声をかける。
灰崎「茜に花とミサンガを渡したのはお前か？」
希空「そうだよ。」
躊躇いもなく灰崎の質問に答える。
灰崎「なんで茜のことを知ってるんだよ。」
そう言うと希空はオレンジ色の空を見上げる。
希空「今日の空も綺麗だね。こんな空だから子供たちはまだ遊びたいに決まってるよね。」
灰崎「おい、質問に答えろ！」
希空「・・・貴方にもあるんでしょう？オレンジ色の空の下で遊んだ記憶。」
灰崎はその言葉を聞いて幼い頃に茜て遊んだ記憶を思い出す。
固まった灰崎のことも気にせず淡々と喋る。
希空「泥だらけになっても、自転車に乗ってはしゃいでも・・・笑ってた。」
灰崎「な、んで・・・」
希空「誰かのためなのに・・・貴方は復讐心に駆られ光を見失っている。」
灰崎「・・・。」
希空「貴方の大切な思い出は・・・茜ちゃんのためなの？」
オレンジ色の夕陽の光が彼女を照らし出した。
美しい彼女は夕陽の光によってさらに輝かせた。
光の天使のような彼女に灰崎は見惚れてしまう。
希空「貴方はそうでも・・・茜ちゃんはどうおもってるの？」
彼女の言葉に灰崎は何も言えなかった。
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うさＰ - ありがとうございます！たくさんの方に読んで貰えて嬉しいのです！リクエストしたい内容や質問したいことがあったら感想欄に書いて下さいませ！ (2020年2月13日 0時) (
レス) id: cf22f81012 (このIDを非表示/違反報告)
円堂天利(プロフ) - はじめまして、円堂天利です！続編の方を見つけてきました！まだ途中までしか読めていませんが、とっても面白かったです（謎）！更新頑張ってください！（続編） (2020年2月11日 16時) (レス) id: 4b53f6d2dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさP | 作成日時：2020年1月21日 0時
