１３ ページ32
・・・
試合は再開。
相手のコーナーキックを水神矢がヘディングしたがボールは木戸川清修に渡ってしまう。
水神矢「来るぞ！」
豪炎寺にパスが渡ると身構える。
灰崎「ゴールをどう守るかだと？俺はＦＷだ。点を取ることしかしらねぇよ。」
しかし、ゴールから相手と味方の動きがよく見える。
灰崎は相手の動きを観察する。
友と勝が左右に広がると守備陣が間隔を開けてしまった。
灰崎「そいつらは囮だろうが。」
相手の動きを見極めた灰崎はエリアを飛び出し一瞬の隙を突いて豪炎寺からボールを奪い取る。
希空「やるね〜。」
希空はフッと笑う。
灰崎「お前ら、どこに目ぇつけてんだよ！１１番がガラ空きじゃねえか！」
空いてしまった守備陣と味方のポジショニングの修正を始める。
灰崎「ぼさっとすんな！９番が狙ってるってわかんねえのかよ！」
灰崎が叫ぶと水神矢が相手に気付く。
勝がシュート体勢の準備をしていた。
水神矢「『ゾーン・オブ・ペンタグラム』！」
水神矢のブロック技が発動すると球状のドームが二人を包む。
勝がシュートするとボールが違う方向へ飛んでいく。
一旦プレイが中断される。
灰崎「これでいいんだろ？」
灰崎は渋々認めた。
鬼道「ようやく気付いたか。」
鬼道は灰崎を見た後に観客席にいた希空と目が合う。
鬼道(ニヤッ
希空(ニコッ
二人は作戦成功がしたような顔をしていた。
星章学園は選手交代を始めた。
ＭＦの魚島がベンチへ行きＤＦの古都野がピッチに出る。
天野がＧＫに戻り灰崎がＦＷへ戻る。
灰崎はイレブンバンドで残り時間を見る。
灰崎「残り１０分で２点差か。」
鬼道「ここからひっくり返すぞ。やれるな？」
灰崎「あぁ、受けて立ってやるよ。」
灰崎がフィールドで前線ポジションにつくと鬼道に聞いた。
灰崎「鬼道、お前はあの光景を見せるために俺をキーパーにしたんだな？」
鬼道「そうだ。シュートの打ち合いを豪炎寺とやったとしてもチーム連携で攻めてくる木戸川清修には勝てない。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うさＰ - ありがとうございます！たくさんの方に読んで貰えて嬉しいのです！リクエストしたい内容や質問したいことがあったら感想欄に書いて下さいませ！ (2020年2月13日 0時) (
レス) id: cf22f81012 (このIDを非表示/違反報告)
円堂天利(プロフ) - はじめまして、円堂天利です！続編の方を見つけてきました！まだ途中までしか読めていませんが、とっても面白かったです（謎）！更新頑張ってください！（続編） (2020年2月11日 16時) (レス) id: 4b53f6d2dd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うさP | 作成日時：2020年1月21日 0時
