１１ ページ29
・・・
試合が再開すると再び木戸川清修が攻め上がる。
三兄弟が必殺技『トライアングルＺ』を打つ。
天野が止めようとするが豪炎寺はボールに触れなかった。
大きくカーブし灰崎をすり抜けゴールに入ってしまった。
２ー０で木戸川清修のリードのまま前半戦が終了。
灰崎「何を考えてやがる鬼道！」
灰崎は鬼道に近づき胸ぐらを掴む。
灰崎「このまま負ける気か！今すぐ俺をＦＷに戻せ！」
鬼道「負ける気はない。お前をＦＷに戻す気もな。」
灰崎「ふざけんな！俺はこんなところで負けるわけにはいかないんだ！」
鬼道は叫ぶ灰崎の手を振り払う。
鬼道「俺は勝つための手順を踏んでいる。」
灰崎「あ？」
鬼道「お前をなぜそこに置いているか・・・それがわからなければお前がＦＷに戻っても豪炎寺には勝てない。」
灰崎「は？あんな奴に負けねぇよ！」
鬼道「豪炎寺を舐めるな！」
普段からクールな鬼道が叫ぶ。
鬼道「たとえお前の力が豪炎寺を越えることができたとしても豪炎寺が作りだしたチームプレイは強力だ。お前個人と木戸川清修全員との戦いとなり星章はシュートすら打たせてもらえないだろう。」
灰崎「御託はいい！俺をＦＷに戻せばすぐに逆転してやるよ！」
灰崎の言葉に返事をせず背を向ける。
灰崎「ふざけんじゃねぇぞ・・・」
水神矢「・・・。」
水神矢はイライラする灰崎の姿を見つめていた。
希空「そう。灰崎くんが今の感情でＦＷへ戻っても結果は同じ・・・」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うさＰ - ありがとうございます！たくさんの方に読んで貰えて嬉しいのです！リクエストしたい内容や質問したいことがあったら感想欄に書いて下さいませ！ (2020年2月13日 0時) (
レス) id: cf22f81012 (このIDを非表示/違反報告)
円堂天利(プロフ) - はじめまして、円堂天利です！続編の方を見つけてきました！まだ途中までしか読めていませんが、とっても面白かったです（謎）！更新頑張ってください！（続編） (2020年2月11日 16時) (レス) id: 4b53f6d2dd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うさP | 作成日時：2020年1月21日 0時
