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・・・
水神矢「何故、星章学園にいるんだ？」
希空「え？なんとなくだよ。」←
天野「なんとなく！？雷門から星章学園まで来たのはなんとなくでかよ！？」
希空「明日の試合観に行こうとしてるからね。噂に聞くフィールドの悪魔と帝国や雷門で活躍した天才ゲームメーカーを見にきたの。・・・やっぱり、灰崎くんはいないね。」
希空は星章メンバーをキョロキョロした。
鬼道「まるで灰崎が練習に来ないことを知っていたかのような口ぶりだな。」
希空「過去の試合と仲間から聞いた情報をまとめてどんな人物なのか把握しただけだよ。君と春奈ちゃんがどんな関係なのかも知ってるよ。」
鬼道と春奈は一緒だけ動揺する。
鬼道はすぐに冷静を戻す。
鬼道「・・・どうやら、かなり優秀な選手らしいな。あの試合でも実力はトップクラスだな。それで？お前にとって灰崎とはどんな奴だ？」
希空「・・・そうだね〜。彼のサッカーに込める想いは、光を取り戻そうとする迷子だね。」
水神矢「迷子？」
希空は星章メンバーが使っていたボールをリフティングする。
希空「彼には光を追い求めるために走り続け過ぎている。でも、走っても走っても掴めないし辿り着けない。走っている時の景色しか知らないね。」
鬼道「走っても・・・」
希空「止まることを知らない獣が走って辿り着けれないなら止まって待ってみることを覚えさせよう。そこから何かが見えるかも知れないよ。走って見る光景と止まって見る光景は全く違うから。」
鬼道「走らず・・・止まる・・・そうか！」
鬼道だけが希空の言葉の意味に気付いた。
希空はニコッと笑いリフティングしていたボールを空へ蹴り上げる。
星章メンバーが空へ上げられたボールに注目する。
春奈「・・・あれ？」
ボールが地面に落ちると希空の姿は何処にもなかった。
早乙女「いつの間にかいなくなっちゃった！」
佐曽塚「生で見ると凄い美人だったよな〜。」
いなくなった希空の言葉・・・鬼道は不敵に笑っていた。
稲妻町を歩いていた希空は頭を抱えていた。
希空(何で私は・・・)
しかし、余計なことを考えている場合ではないと頭の中からその思いを振り払う。
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うさＰ - ありがとうございます！たくさんの方に読んで貰えて嬉しいのです！リクエストしたい内容や質問したいことがあったら感想欄に書いて下さいませ！ (2020年2月13日 0時) (
レス) id: cf22f81012 (このIDを非表示/違反報告)
円堂天利(プロフ) - はじめまして、円堂天利です！続編の方を見つけてきました！まだ途中までしか読めていませんが、とっても面白かったです（謎）！更新頑張ってください！（続編） (2020年2月11日 16時) (レス) id: 4b53f6d2dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさP | 作成日時：2020年1月21日 0時
