願い星と出会い ページ2
・・・
新生雷門サッカー部は次の対戦相手である美濃道三との試合に向けて練習を始めてから３日後のこと。
その練習を終え木枯らし荘で過ごしていると・・・
ヨネ「明日人〜、すまんけどお使いを頼みたいんだけど。」
厨房から出てきたヨネはたまたま近くを通りかかった明日人に声をかけた。
明日人「お使い？」
ヨネ「うっかり買い忘れたものがあったことに気づいたんだよ。近くのスーパーで買ってきてほしいんだよ。」
明日人「近くのスーパー？分かった！」
明日人はヨネから買い物袋と財布、メモを渡された。
ヨネ「あ、それとコレ！」
ヨネはついでに傘を渡した。
明日人「傘？」
ヨネ「天気予報でそろそろ雨が降りそうだから一応持っておいき。」
明日人「ありがとう。じゃあ、いってきます！」
明日人は木枯らし荘を出る。
約三十分後
明日人は頼まれたものが入っている買い物袋を持ったままスーパーを出た。
明日人「タイムセールの波に呑まれたから凄く時間かかったな〜。でも、ちゃんとメモの材料を買えて良かった！」
明日人は嬉しそうに暮れてきた空を眺め木枯らし荘へ戻る道を歩いていた。
ふと空を見上げるとその場で止まった。
明日人「あれ？」
空は美しいオレンジ色と薄い色の月、淡い雲。
そして、虹色のような光を放つ星がポツリ。
明日人「虹色の星・・・」
幼い頃、母から教えてもらったことを思い出す。
母『明日人、虹色に輝く星は願いをすると星にいる天使が現れて願いを叶えてくれるんだよ。』
亡き母の言葉を思い出ししんみりする。
明日人「虹色に輝く星・・・母ちゃんの話、本当なのかな？」
明日人は虹色の星を見て心の中で願いを唱える。
明日人(みんなと楽しいサッカーが続けられますように！)
願いを唱え終えると何も起きなかった。
明日人「だろうなぁ・・・ん？」
再び歩き出そうとすると、
虹色の星が流れ星のように消えた。
明日人「え！？星が・・・」
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うさＰ - ありがとうございます！たくさんの方に読んで貰えて嬉しいのです！リクエストしたい内容や質問したいことがあったら感想欄に書いて下さいませ！ (2020年2月13日 0時) (
レス) id: cf22f81012 (このIDを非表示/違反報告)
円堂天利(プロフ) - はじめまして、円堂天利です！続編の方を見つけてきました！まだ途中までしか読めていませんが、とっても面白かったです（謎）！更新頑張ってください！（続編） (2020年2月11日 16時) (レス) id: 4b53f6d2dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさP | 作成日時：2020年1月21日 0時
