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向き合う ページ32

藤「…で、次起きた時は病院のベットの上やった…。」



流星の声だけが部屋に響く



てっきり自分、死んだと思っとったから始めはびっくりしたなぁと少し微笑んで



藤「彼女のぶんまで生きなあかんなって思ってるんやけど…っ









生きててっ…欲しかった


ごめんな…っユリ。」



始めて幼馴染の名前を呼んだ彼の苦しそうに歪んだ横顔をかたどるように涙が頬をつたった



それを手でぐいっと拭って顔を上げた流星は



もういつもの流星で、私たちを見て照れ臭そうにへへッと笑った



藤「なんか、過去のこと言えたらスッキリして、力抜けてもうた。やっぱあいつの分まで生きなあかんな。」



少しだけど前向けた気がする


そう言って、大きく伸びをした後


いつかのときみたいに私の髪をワシャワシャさせて口角を上げた


多分、私の顔が沈んでたんだろう



『ちょっ、うわっ。』



いきなりのことに、驚いていると



藤「うん。いつものAがええ。」



そう言って私に笑顔を見せた後、照史も泣かんといて〜。と照史くんを慰めてる



その笑顔を見ながら、流星は強いなぁなんて思ってしまう






私も向き合わなきゃいけない



自分の過去とも



シゲとも






中「最後はAやな。」



話せる?というように首を傾げる淳太くんに答えるように首を縦に振ってから



『1年前くらいに起こった…黒ジャージ通り魔事件って覚えてる?』



桐「あの、1人だけ未遂になって助かった…ってまさか…!」



『うん。それ、私。』



そう言って、シャツをめくり傷跡を見せる
こんなの始めて見せた



少し腕が震えているのがわかる


みんなの息を飲む音が聞こえた



『あの日、友達と遊んでて、家に帰るのが遅くなったの…。冬だったから、日が暮れるのも早くて…、あの事件も近くで起きてたから怖くて急いで帰ってた。』




あのときはまさか自分が通り魔のターゲットになるなんて思っても見なかった

私の過去→←流星の過去



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もんもん - 返信早くに頂いていたのに気づくのが遅くてごめんなさい!(T_T)ご丁寧な返信で嬉しかったです(^^♪ (2018年1月9日 23時) (レス) id: 7d5e54c845 (このIDを非表示/違反報告)
もんもん - お返事ありがとうございます!!楽しみに待ってます!柚菜さんのペースで大丈夫ですよ(´▽`*) (2018年1月9日 23時) (レス) id: 7d5e54c845 (このIDを非表示/違反報告)
柚菜(プロフ) - もんもんさん» コメント、リクエストありがとうございます!ヴァンパイアですか、怖い小説は大好きです笑もし、良いストーリーが浮かんできたら、是非書きたいです(^^)いつ書けるかは、わかりませんが、それでよければ!!! (2018年1月4日 7時) (レス) id: fc49486ae6 (このIDを非表示/違反報告)
もんもん - ヴァンパイアが出てくるちょっと・・・かなり?怖めっていうか、逃げられない怖さみたいなのをキャストがジャニストでお願いします!(無理であれば構いません。)年明け早々お邪魔しました。 (2018年1月4日 0時) (レス) id: 7d5e54c845 (このIDを非表示/違反報告)
もんもん - 泣ける話ですね。私、こういう過去の事件・事故絡みの小説が大好きで、なんかオーダーメイドで小説を書いて頂けている気分です(笑)これからも更新頑張って下さい!応援してます。あの、新しく小説を書いて頂く事は可能ですか?リクエストをお願いしたいんですが。 (2018年1月4日 0時) (レス) id: 7d5e54c845 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚菜 | 作成日時:2017年11月24日 22時

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