みんなの過去 ページ26
桐「うわっ！美味っ！」
みんなで作ったデザートのケーキを美味しそうに頬張る照史くん
背後霊のみんなも、食べたかったのかそれぞれ幻のケーキを頬張っている
神「あぁ、幸せ♡」
神ちゃん、本音が漏れてますよ
中「また作ろな。」
藤「淳太トッピングしただけやん。」
中「しただけって何やねん。そう言ってる流星は何もやってないやろ。」
藤「いや、俺材料買ぉてきたし(ﾟ∀ﾟ)」
中「うわっ！こいつムカつく！」
『流星、やめたほうがいい。シゲみたいになってるよ。』
重「それ俺に失礼やない？！」
濱「ハハハ〜。シゲ、ドンマイ。」
重「濱ちゃんそれフォローになってへん！」
小「俺もAと一緒に寝たい…」
のんちゃんまだ引きずってる？！
でもケーキを口いっぱいに入れてるから、そっちの可愛さの方が引き立ってるんだけど
小「シゲ！俺の部屋行くで！」
重「へ？」
Aといつも何しとるのか、事情聴取や！と言ってシゲを引きずっていくのんちゃん
神ちゃんと濱ちゃんものんちゃんの部屋に消えていった
中「で、なんでAはこのみんなで集まろうって言ったん？」
背後霊のみんながのんちゃんの部屋に入ったのを確認してから質問してきた
いつもはそんなこと言わへんやろと言う淳太くん
確かに、考えてみれば今まで自分から、あれしたいこれしたいなんて事は1回も言ってこなかった
でも、背後霊のみんなに聞こえないように配慮する所から見て、淳太くんは、私が何を言いたいのかなんておそらく勘付いているんだろう
『ちょっと、みんなに聞きたいことがあって。』
藤「何なん？聞きたいことって。」
『みんなの……
過去について。』
カチャンと音がしたのは
照史くんがケーキ用のフォークを落としたから
その無機質な音だけが部屋に響いた
流星もビックリして目を見開いている
2人が硬直している中、
唯一淳太くんだけはやっぱりなと言う顔をして、ため息をついた
中「なんで聞きたいと思ったん？」
『背後霊のみんなと関係があることだと思ったから。』
そういった後淳太くんと見つめ合う、いや、睨み合うような状態が続いた
その時間が長かったのか、短かったのかなんて分からない
多分一瞬だ
中「分かったよ。」
またため息をついて淳太くんは私から目を逸らした
中「1回しか言わんから。」
それは、淳太くんが私たちに初めて心の傷を見せてくれた瞬間だった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1198人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もんもん - 返信早くに頂いていたのに気づくのが遅くてごめんなさい！(T_T)ご丁寧な返信で嬉しかったです(^^♪ (2018年1月9日 23時) (
レス) id: 7d5e54c845 (このIDを非表示/違反報告)
もんもん - お返事ありがとうございます！！楽しみに待ってます！柚菜さんのペースで大丈夫ですよ(´▽｀*) (2018年1月9日 23時) (レス) id: 7d5e54c845 (このIDを非表示/違反報告)
柚菜(プロフ) - もんもんさん» コメント、リクエストありがとうございます！ヴァンパイアですか、怖い小説は大好きです笑もし、良いストーリーが浮かんできたら、是非書きたいです(^^)いつ書けるかは、わかりませんが、それでよければ！！！ (2018年1月4日 7時) (レス) id: fc49486ae6 (このIDを非表示/違反報告)
もんもん - ヴァンパイアが出てくるちょっと・・・かなり？怖めっていうか、逃げられない怖さみたいなのをキャストがジャニストでお願いします！（無理であれば構いません。）年明け早々お邪魔しました。 (2018年1月4日 0時) (レス) id: 7d5e54c845 (このIDを非表示/違反報告)
もんもん - 泣ける話ですね。私、こういう過去の事件・事故絡みの小説が大好きで、なんかオーダーメイドで小説を書いて頂けている気分です（笑）これからも更新頑張って下さい！応援してます。あの、新しく小説を書いて頂く事は可能ですか？リクエストをお願いしたいんですが。 (2018年1月4日 0時) (レス) id: 7d5e54c845 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：柚菜 | 作成日時：2017年11月24日 22時
