曖昧 ページ14
藤「もう大丈夫。ほんまにありがとう。」
そう言って私を解放してくれた流星
『うん。』
ただそれだけ言って、何もなかった様に立ち上がって
2人とも無言でいつのまにか信号が青になった通りを渡る
藤「じゃあ、また今度。」
分かれ道で別れる時、流星が心配でいつも通り笑えなかった
それがわかったのか
藤「大丈夫やって。濱ちゃんもいるしな。」
と笑いながら私の髪の毛をわしゃわしゃしてきた
『ちょっ、やめてって。』
藤「ふは、かわええ。じゃあな〜。」
そう言って手をヒラヒラ振る流星と、目を凄いパチパチしている濱ちゃん…
それがウインクだとわかったのは家に帰った後だった
『ねぇ、私とシゲって、シゲが背後霊になる前に会ったことある？』
家に帰ってきて、今までずっと聞きたかったことが口から漏れた
重「えっ？何で？」
いきなりの質問にプカプカ浮きながら、驚き顔のシゲ
彼の澄んだ瞳が見開かれていて
その中に焦りが一瞬見えたのは私の気のせいかな
『ん〜。なんとなく？』
自分で踏み込んだことなのに、また知るのが怖くてはぐらかす
重「えー。んー分からん。」
私と同じくこちらも曖昧な回答
『そっか。じゃあ、お風呂入ってくる。』
重「おん。わかった。」
そのまま足早に部屋から去る
そのままいたら、気まずくなるのがわかったから
結局、シゲのことは何もわからないまま
1年が経つ
重「知らない方がええってこともあるしな…」
私がドアを閉めた後に
ポツリとシゲが呟いた言葉は、私には届かなかった
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柚菜です。
毎日投稿できずにすみません。
これからもっと投稿出来なくなるかもです…。
それでも見ていただける方がいれば嬉しいです！
そして…
お気に入り登録100人超えました！
本当にありがたいです。そして幸せです。
今見て下さっているA様に見て良かったと思えるような作品に出来るよう頑張っていきます。
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もんもん - 返信早くに頂いていたのに気づくのが遅くてごめんなさい！(T_T)ご丁寧な返信で嬉しかったです(^^♪ (2018年1月9日 23時) (
レス) id: 7d5e54c845 (このIDを非表示/違反報告)
もんもん - お返事ありがとうございます！！楽しみに待ってます！柚菜さんのペースで大丈夫ですよ(´▽｀*) (2018年1月9日 23時) (レス) id: 7d5e54c845 (このIDを非表示/違反報告)
柚菜(プロフ) - もんもんさん» コメント、リクエストありがとうございます！ヴァンパイアですか、怖い小説は大好きです笑もし、良いストーリーが浮かんできたら、是非書きたいです(^^)いつ書けるかは、わかりませんが、それでよければ！！！ (2018年1月4日 7時) (レス) id: fc49486ae6 (このIDを非表示/違反報告)
もんもん - ヴァンパイアが出てくるちょっと・・・かなり？怖めっていうか、逃げられない怖さみたいなのをキャストがジャニストでお願いします！（無理であれば構いません。）年明け早々お邪魔しました。 (2018年1月4日 0時) (レス) id: 7d5e54c845 (このIDを非表示/違反報告)
もんもん - 泣ける話ですね。私、こういう過去の事件・事故絡みの小説が大好きで、なんかオーダーメイドで小説を書いて頂けている気分です（笑）これからも更新頑張って下さい！応援してます。あの、新しく小説を書いて頂く事は可能ですか？リクエストをお願いしたいんですが。 (2018年1月4日 0時) (レス) id: 7d5e54c845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚菜 | 作成日時：2017年11月24日 22時
