検索窓
今日:6 hit、昨日:16 hit、合計:179,369 hit

ページ30

『ここ、絶対照史くんの趣味だよね。』


着いたのは、関西色が前面に押し出されたお好み焼きのお店


まわりには、少し甘めのソースの匂いが漂っていた


藤「それが意外や意外。淳太のチョイスや。」


入ろ。外、結構寒いわ。


そう言って暖簾をくぐった流星の後について中に入ると




熱気と共に


賑やかな関西弁に包まれた


アットホーム感が漂うお店は、結構好きだ


すると、


「おっ、流星!こっちこっち!」


「そないに手ぇ振らんでもわかるやろ。」




聞き覚えのある懐かしい声


でも、前にいる流星で見えなくて


後ろから顔を出すと


手を振っていた照史くんと目があった



桐「えっ!A?!Aやんな?」


中「えっ、A来とるん?」


藤「あれ、言っとらんかったっけ?」


「「聞いとらん。」」


『2人とも久しぶり、ごめん来ない方が良かった?』


中「いや、純粋に驚いたのと、Aが来るならこの店じゃ無い方が良かったかな〜って。」


『そうかな?このアットホーム感結構好きだよ。』


中「それなら良かったわ。取り敢えず飲み物頼もうや。」


桐「俺、豚玉!」


藤「共食いや。」


桐「いや、豚ちゃうし。」




中「じゃあ、3年ぶりの再開に乾杯〜。」


そうグラスを合わせた時の


ビシッとスーツを着こなしている淳太くんの右手には、指輪が光っていた


それに流星も気付いたらしい


藤「淳太、それって…」


中「ん?あぁ、結婚指輪ちゃうよ、ペアリングや。そろそろプロポーズせなあかんなって思っとるんやけどな…。」


そう言って指輪を見つめながら優しく微笑む


きっと凄い大切なんだろうな




桐「じゃあ、頑張れと言うことで、今日は中間さんにゴチになりまーす!」


中「なんでやねん。おかしいやろ。」


藤「淳太、俺海鮮玉と、生追加〜。」


中「結構食べるやん…。」




何年経っても、いじりは変わりません

※→←久しぶりの再会



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (530 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1773人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

shihok0712(プロフ) - 気が付いたら涙がら流れてました。目に見えて、普通に会話し合える背後霊なら、一緒に居て楽しいやろなぁ。唯一亡くなる前に通り魔から庇うしげちゃん、男気半端ないですね! (8月20日 20時) (レス) @page37 id: ebf12df227 (このIDを非表示/違反報告)
千歳あめ - はじめまして!この作品読んでボロ泣きしました。いい話過ぎます……! (2023年3月26日 22時) (レス) @page35 id: a0f783b703 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか。(プロフ) - とても面白かったので続編待ってます!勉強も更新も頑張ってください。 (2019年12月8日 6時) (レス) id: 2aef7cd3bd (このIDを非表示/違反報告)
おず(プロフ) - 続き、嬉しいです待ってました!楽しみにしてますね (2019年11月9日 15時) (レス) id: bc6c17b8f8 (このIDを非表示/違反報告)
bbjaniyokoyuzu(プロフ) - 涙止まりませんでした!!!続きお待ちしてます!!!!!!! (2019年5月7日 20時) (レス) id: c52be9df5c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:柚菜 | 作成日時:2018年1月22日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。