23 柳田 ページ25
柳田「Aいる？」
私を探すのはバレー部の部長、柳田
私は女バレの部長なのだけど今は友達の席に隠れ身の術
友達「あ！柳田君だ〜、Aならこの裏にいるよ〜」
簡単に売られるじゃん私
はぁ、とため息をつきながらこちらに向かってくる柳田
柳田「あ、ほんとだ、ありがとう」
A『や、あの、別に隠れてた訳じゃなくて、ちょうど落ちてた消しゴム拾おうとしたd』
柳田「練習メニュー、女バレの今日中に先生提出だろ、出しに行ったか？」
A『……ﾏﾀﾞﾃﾞｽ』
柳田「だろうと思って先生に先言っといたら、放課後に男バレと女バレの一緒に持ってこいって、それまでには作っとけよ」
A『えっ、一緒に考えてくr』
柳田「じゃ、俺移動教室だからもう行くわ」
そう言うとスタスタと教室を出てってしまう
A『うざーーーーーー』
友達「いや、あんたが悪いでしょ(笑)」
A『元はと言えば私を売ったアンタが悪い』
友達はとばっちりー、と笑っていたけど売ったのは事実でしょうが...
結局私は放課後までに練習メニューを必死に考え、いつもの練習が終わったら柳田と一緒に先生のとこに女バレの練習メニューを出しに行った
どっちもこれでいいな、と先生から承諾をもらい部屋を出ようとすると
先生「明日まででいいって言ったのに2人ともありがとな」
と言われた、あれ？柳田さっき放課後までにって言ってなかったっけ？
A『え、先生今日の放課後にもってこ』
柳田「早めにできたんですよ、それじゃあ下校時刻近いので、さようなら」
そう言って扉を閉めてしまう
A『ねぇ、なんで嘘ついたの？』
柳田「なんででしょう」
どうせ明日だったとしても忘れるから、とかだろうと考えてると
柳田「正解は今のこの時間でした」
A『？意味わかんない』
柳田「こうやってAと2人で過ごしてる時間が作りたかったから」
A『なにそれ(笑)柳田私の事好きなのー？照れちゃう〜』
なんてからかうと
柳田「本気だから」
私の手を掴みながらそう言う柳田は嘘をついてるようには見えなかった、困惑してると
柳田「すぐに返事しなくてもいい」
少し辛そうに笑う彼に何かが吹っ切れ
A『私だって──────』
気持ちを伝えずにはいられなかった
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
今回は柳田選手でした！
もしよろしければ下の☆もよろしくお願いします！
次回もお楽しみに！
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りんご(プロフ) - ちょこれえとさん» ありがとうございます！現役バレー部さんなんですね^^*リクエストお答えできるように頑張ります！ (2019年10月22日 16時) (
レス) id: 42b089050f (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれえと(プロフ) - あ、リクエストで、甘々な感じなのが見たいです！ よろしくお願いです笑 (2019年10月22日 15時) (レス) id: baaf4e78c6 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれえと(プロフ) - いやぁ〜男子惜しかったですね！ 私は今バレー部なので、この作品めっちゃ好きです！頑張って下さい！！ (2019年10月22日 15時) (レス) id: baaf4e78c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2019年10月21日 10時
