16 柳田 ページ18
眠い眠い眠い
大学の授業ってなんでこんなに眠くなるの、まだ30分しか経ってないのに睡魔との戦いに負けそうな私
必死に手を動かして耐えるけどどうにもあくびがおさまらない...もうダメだ、ねちゃ...
......♪*゚
教室に鳴り響く着信音
慌てて画面を見ると私のスマホからだった
待ち受けには
マサ
の文字、やってくれたなおい
すぐにメッセージが来て
柳田「起きたろ?(笑)」
の文字、起きたけども!起こし方!
先生もこっちみてたし生徒からの視線もなかなかきついものがあった...
やり返そうと思ったら
柳田「俺はマナーモードなのでなりません、残念でした」
用意周到ですこと!!!
振り返ってマサの席を見ると笑ってるマサが見える、マサの席からしたら私の一部始終が見えていたのだろう
べ〜と舌を出すと口パクで前を向けって注意された
扱い方ね、私の扱い方
着信音のせいですっかり目が覚めた私は再び教科書に目をもどし最後まで寝ることも無く授業を終えた
A『あれはないわ』
マサ「マナーモードにしてないと思ってやったんだけど図星とは(笑)」
あー面白かった、と言いながら少し前を歩くマサ
これ忘れた頃にまたやられるやつだ、と思いながら後ろを歩く
柳田「ってか今日部活行くけどマネって活動ある?」
A『今日?多分なかった気がする』
だいたい部活がある時はマネも活動があるはずだからコーチの連絡し忘れかね、なんてふたりで話していると女の子達が集団でこっちに向かってくるのが見える
柳田「うわ、また来た」
あからさまに嫌な顔をして少し体を後ろに下げるマサ
たぶん最近できたマサのファンクラブの人達だろう、かっこいいのも大変だな〜って考え事してると
ファン「A先輩!柳田さんどこ行きました?!」
ファンクラブの子が話しかけてきた
A『え?マサならそこに...え、いない!?』
恐らく逃げ足の早いマサは危険を察知してどっかに行ったのだろう
A『ごめんね、どこに行ったかまではわからないや...』
そう言うと、じゃあいいです、と走っていってしまうファンクラブの子達
するとすぐそばの階段から降りてくるなり行った?と聞いてくるマサ、もう行ったよと答えると辺りをキョロキョロ見渡してからこちらに小走りで来る
そこに隠れてたんかい(笑)
柳田「ねぇまだダメなの?」
そう言ってマサは服の袖を掴んでくる
A『だから、それはーーー』
┈┈┈┈┈┈┈
次回に続く
ラッキーアイテム
石川選手が寝転んで壊しちゃったイヤホン
212人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りんご(プロフ) - ちょこれえとさん» ありがとうございます!現役バレー部さんなんですね^^*リクエストお答えできるように頑張ります! (2019年10月22日 16時) (レス) id: 42b089050f (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれえと(プロフ) - あ、リクエストで、甘々な感じなのが見たいです! よろしくお願いです笑 (2019年10月22日 15時) (レス) id: baaf4e78c6 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれえと(プロフ) - いやぁ〜男子惜しかったですね! 私は今バレー部なので、この作品めっちゃ好きです!頑張って下さい!! (2019年10月22日 15時) (レス) id: baaf4e78c6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りんご | 作成日時:2019年10月21日 10時