C3の戦闘員は吊戯に追いかけ回されている【2】【SERVAMP】 (ページ8)

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第四十九話　助けたかったページ8

ロウレスside
憤怒の姐さんを連れて歩いていたら姐さんの下位にあった。

ジル「上でちょっと強ェ兄ちゃんと姉ちゃんとバトってよォ！」

ロウレス「！！それって茶色髪と黒い髪でデコ出しの…」

ジル「おお」

ロウレス「そいつは！？どうしたんスか！？」

ジル「？そりゃあオレとレイのコンビプレイで沈めてやったぜェ？

姉ちゃんのほうは自分から行ったけどなァ？」

ロウレス「…！！間に合わなかった…？」

憤怒「…あなたたちが助けたかった人間はすでに水の底ってこと…？」

あの二人が…？

ジル「助けたかったァ！？オイオイ正気かチャラメガネ！！」

ロウレス「だーれがチャラメガネっスか！！オレは五番目！

“強欲”の真祖！偉いんスからね！？」

チャラメガネは傷つくっス。

ジル「サーヴァンプだってんならナオサラだァ！！

相手はC3の魔術師！！さんざん吸血鬼を殺してきた奴だぜエェ！？」

確かにC3は下位吸血鬼達を殺してきたのはわかるっス。

ジル「当然＆当然の報いだろォ！？なあレイ！！」

レイ「そうだねジル、当然の報いだ」

ロウレス「…それはわかるっスけど…だけど…ああくそ…だけど…っ」

リヒト「諦めてんじゃねえよバカネズミ。どけ、俺が行く」

リヒトがエレベーターシャフトに手をかけた。

憤怒「私が行くわ」

！！姐さん！？

ジル「なんでだよォ姉御ォ！？

オレ達っ姉御を助けようと戦ったんだぜェ！？」

レイ「そ、そうだよ姐さん、どうして…それじゃあオレたち…」

憤怒「あなた達のしたことを怒ってるわけじゃないわ

助けに来てくれてありがとう」

姐さんは二人に向かってそう言った。

憤怒「私は無事で、こうして決着が着いたのだから

もうおしまいでいいのよ」

姐さんはエレベーターの中に飛び込んだ。

ロウレス「姐さん…！！」

ジル「姉御ォ！！」