C3の戦闘員は吊戯に追いかけ回されている【2】【SERVAMP】 (ページ19)

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番外編11　聖水くださーいページ19

御国君から聖水をもらった。

使ったりしないけど一応持ってる。

あ、でも一回だけ使ったな。

誰かの下位吸血鬼にかけたら気絶してた。

と、いうことで(なにがだよ)御国君のお店に来ている。

お店なんて子供っぽいか…骨董品屋さんだね。

『ここであってるのかな…？』

開いてるようだから扉を開けて中に入った。

「んー？みくみくお帰り～」

男の人の声が聞こえた。

『あのー…』

「ん？」

ひょこっと横から顔を出した男性に吃驚して

『うおっ！？』

変な声を出してしまった。

「誰…？えっ…もしかして…みくみくの彼女…？」

『誰の彼女だ？ああ？』

「君男みたいな反応するね～…」

口にストローくわえて上から小生を見下ろすその人。

『…東Aと言います…えーっと…あなたは…？』

「俺はヨハネス・ミーミル・ファウストゥス。

博士(ドクトル)でもハンス、ヨハネス、ファウスト、なンでもいいよ」

『あー…ヨハネス。ヨハネスでいい？』

ヨハネス「別に～まきのかなたさん」

『誰？！東A！Aって呼んでいいから！』

この人名前覚えられない人か…？

ヨハネス「んー？まあ、なんでもいいけど」

よくねえよ！

ってか、ヨハネスが着てるズボンなんだよ！

紫と黄色のしましま模様！

毒々しい感じがする…

『聖水って売ってる？』

ヨハネス「売ってるけど？えっ、何？買うの？」

『買っちゃ悪いのヨハネス？』

ヨハネスは椅子に腰掛けてから

ヨハネス「別に～それ俺の名前から取ったミーミルって言う聖水だから」

『自分の名前から…ヨハネスって研究者？』

ヨハネス「いきなりなンなの？きっも」

『女にそんなこと言ったら嫌われるぞ』

ヨハネス「男口調の女に言われたくないね～」

ヨハネスはくるくると椅子に腰掛けながらも回っている。

ヨハネス「俺身長211cmあるけど君は～…170届いてないくらいかな～？」

『よくわかるね。少し見直したよ』

身長43cmくらい離れてんな…身長高ッ！

『…言っちゃ悪いけどさ、日本人？」

ヨハネス「俺を日本人だと思う～？ドイツだよ。

…Aはさ、俺より若いよね～」

『いきなりなに？』

ヨハネス「ン～別に…ミーミル買わないの？」

あ、忘れてた。

『買うよ』

小生は棚に陳列しているミーミルを一つ取った。