C3の戦闘員は吊戯に追いかけ回されている【2】【SERVAMP】 (ページ13)

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ロウレス「番外編パートイレブン！」ページ13

いったい何が好きなんだよ…←題名
真昼side
吊戯「知ってる～真昼くん？」

吊戯さんがニヤニヤしながらAさんのことを話しかけて来た。

真昼「え？なんですか…？」

盾「吊戯、Aに怒られるぞ」
　

吊戯「だいじょーぶだよ！Aちゃんは今、会議中だから！」

真昼「(いいのかな…？)」

吊戯さんが俺とクロに話し始めた。

吊戯「こないだ俺と盾ちゃんと弓ちゃんとAちゃんでお店行ったんだよね～

Aちゃんが近くに売ってあるバットを持って素振りしたんだよね。

そしたらAちゃんが小声で

『殺傷能力が無いな…もっと重めのバットが欲しい』

なんて言ったんだよね(笑)」

クロ「重めのバットなんてどこに売ってんだよ…めんどくせー…」

真昼「吊戯さん、Aさんはいったい何が好きなんですか…？

あと、普通はバット買わないですよね！？」

吊戯「次の日にAちゃんは本当にバット買ってたよ」

真昼「いったい何がしたいんだよ！？」

盾「おー。あのバット使ってるよな」

クロ「バットでなにすんだよ…」

真昼「ほんとになにすんだよ…」

吊戯「防犯グッズとして持ってるよ」

ほんとに女性…？

男みたいだな…

盾「バッティングセンターに時々行ってるぞ」

吊戯「へ～！今度一緒に行こって誘おっと！」

盾「バットで殴られるぞ」

その時、ドアが開いた。

『吊戯、この報告書出して無いって…みんなポカンとした顔してどうしたの？』

クロ「めんどくせーことに…」

真昼「Aさんのことについて話してたんです…」

『小生について？話すネタなんて無いでしょ？』

吊戯「うおっとー！真昼くん！なーんにも俺たち話してないよね～？」

吊戯さんが笑いながら俺に言った。

『なんだよ吊戯。真昼君に何吹き込んだ？』

吊戯「なーんにも！」

『………』←すげー睨んでる

俺なんて言えばいいのかな？

クロ「バット買って防犯グッズに使ってるって話してたぞ」

真昼「クロ！バカ、お前なに言ってんだよ…」

Aさんの顔が一気に冷めた顔になる。

『吊戯…？』

吊戯「俺も行きたいな～なんて思ったから♥」

『死なすぞ吊戯』

真昼「Aさん、その感情を押さえてください！

吊戯さんは笑わないでくださいよ！」

殴りかかるAさんと逃げる吊戯さん。

この二人大変…でもなぜだか相性合ってるよな。