特別席、アイスの上で kj×mg[白]Re ページ43
Kj_side Sa☆☆様リク
最近のめぐきゅんは俺に甘い、普段はクールでツンツンしてる事が多いのに
俺がどこか喫茶店に行きたいと言い出したのは約1ヶ月前で、暑くなり始めた日で
それ以来よく俺を誘ってくれる
｢ほな、今日もめぐきゅんが教えてくれた喫茶店行く？｣
｢はい！いやーあそこのフロートが美味しくてつい行きたくなるんですよ｣
めぐきゅんのお目当ては珈琲フロートで、また可愛いなぁと思いながら俺もおすすめされたクリームソーダを頼むのがいつもの流れになっていた
店に入って、レトロな雰囲気のテーブル席に向かい合わせで座ると幸せを感じる
｢ほんま好きやねぇ、俺以外も誘えばええんに、ラウールとか喜ぶんちゃう？｣
｢ラウールは学校が忙しいですから…それに！いつも言いますけど康二くんは特別なんで｣
その言葉に俺はちょっとドキッとした
それがどんな意味なのか探れなくて困る、いつも俺との間に秘密を作る時に、特別だと言うけれど…俺が思うような答えでは無いんだろうと臆病になる
｢特別…かあ、まぁ嬉しいよ？でも、こんなええとこ俺だけが知っとってええん？｣
｢いいんです、康二くんはいわゆる…なんて言うんでしょう？｣
上手く例えようとするめぐきゅんと俺の目の前に、頼んだ珈琲フロートとクリームソーダが置かれて、めぐきゅんの目が輝いた
｢ああ、そうだ！｣
｢…ソーダ？欲しい？｣
｢違います…！そんな康二くんみたいな簡単なダジャレ言いませんから｣
俺のボケをまぁツッコミもせずに真面目に訂正するめぐきゅん、酷い
｢俺が言いたいのは、康二くんがどんな風に特別かって事ですよ…このアイスの上のさくらんぼですよ、こんな感じです｣
｢…いや、意味がわからんのやけど｣
｢ほら、スーパーで売ってるさくらんぼってアメリカンチェリーが多くて…日本のさくらんぼを食べようとすると高いじゃないですか、だけどこれは日本のさくらんぼの大きさですし何か特別な感じがするんですよね〜これを残す人とかほとんどいませんし｣
さくらんぼに対する熱い語りに、俺はちょっとさくらんぼに対して嫉妬した
結局特別なんは俺じゃあなくてさくらんぼやんけ
｢…つまり、特別なんはさくらんぼで俺はそのおまけと？｣
｢違いますって！その…自分の好きな物は、自分の好きな人と楽しみたいから…！｣
好きな人、その言葉が耳を疑いたくなるくらい頭全体に響く感覚がして、俺は驚いたまま目線を前に向けた
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空屋(プロフ) - Sa☆☆さん» 喜んでいただけて嬉しいです、続編にて話の解説をしていますので是非続編も読んでいただけると嬉しいです、またのリクエストお待ちしています (2019年6月4日 10時) (
レス) id: 8e09062377 (このIDを非表示/違反報告)
Sa☆☆(プロフ) - 太陽のクラウン、感動しました！誰のことか想像できてしまって涙が、、、 (2019年6月4日 8時) (レス) id: 0289ad8d0b (このIDを非表示/違反報告)
ちゃむ(プロフ) - こちらこそありがとうございます！！楽しみに待ってますのでよろしくお願いします！！ (2019年6月3日 17時) (レス) id: 89ba9725ca (このIDを非表示/違反報告)
空屋(プロフ) - ちゃむさん» ちゃむ様、2度目のリクエストありがとうございます！大丈夫ですよ〜！黒色でもストーリーの基盤を教えてくださったのはとてもありがたいです！今、話の量がかなり多くなってきたので、続編での制作になるかもしれませんが喜んでお書きします (2019年6月3日 17時) (レス) id: 8e09062377 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃむ(プロフ) - だから康二くんが自分以外に興味を持たなければこんなに不安になったりしないんじゃないかと思い仕事終わり家に連れて行き……みたいな話で2作品とも康二くん受けでお願いしたいのですが大丈夫でしょうか？ (2019年6月3日 13時) (レス) id: 89ba9725ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空屋 | 作成日時：2019年5月29日 1時
