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あまり広いとは言えない廊下を進む、すると壁には楽譜じゃなくて額縁が並ぶようになった
｢え、これって…この額縁の中の写真、過去のSnowMan…？｣
額の中には、間違いなく僕が入る前のSnowManの姿があって、かなり前の写真まであった
｢ねぇ、ここって誰の家なんですか…？その、僕の写真…ない…｣
上の方の額縁へも目を向けるけど、僕の写った写真はどこにも見当たらなかった
というか、新しいSnowManの写真がない
｢…不安だっんだな、寂しかったんだな、ごめん…気づかなくて｣
｢えっ…照くん？｣
目の前の白い人はまた、先程と同じように流暢な言葉を発した
その声は、紛れも無く照くんの声だった…
｢ど、どういうこと？照くん…なの？いや、でも…違うよね｣
｢…ヒカル、間違イデハ、無イ｣
僕は恐る恐る体つきを見たら、それを察したのか最初の機械的な声で返し、また先へと進んでいった
｢ここは…リビング？でも近くにキッチンなんてない…あ、椅子はちゃんと9つ｣
ナチュラルな木模様の家具が置かれ、雪だるま柄のクッションとか9個の椅子とかがあった
｢…よかった、ちゃんと僕のもあるんだ｣
｢コッチ、ハヤク｣
安心して見ていると、またリビングの奥の廊下へと手を引かれた
そこにはたくさんのカラフルな扉があった、それぞれのウェルカムボードというか装飾がされていて、とても綺麗だ
｢これ…どこの部屋に行くんですか？｣
｢ドコカラデモ｣
白い人…僕の中ではスノウと名付けたその人は僕に選べと促した
僕は1番手前の、シックな作りの扉をよく観察した
｢ここ、1番大きな扉…えっと、部屋の名前は…目黒蓮…！？｣
驚いてドアノブを捻り、部屋の中へと入る
でもそこには目黒くんはいなくて、代わりにたくさんの物が置かれていた
｢目黒くんの部屋みたいだけど違う、不思議な感じ…目黒くんに関わるものが沢山あるけど、これは…？｣
僕は部屋の中の黒い箱気になって手に取った、蓋部分には雪の結晶が描かれている
開くと、目黒くんに似た可愛いお人形さんが出てきてネジ巻きがあった
｢これ、オルゴール…？｣
ネジをカチカチカチと巻いてみると、曲じゃなくて声が聞こえてきた
｢ラウールは俺よりもいっぱい努力してた、着いてこようとしてた…なのに俺、自分の事で精一杯とか思って見てなかった…｣
｢…目黒くんの、声？｣
僕は、こんな言葉聞いた事無くてただただ回る人形を見つめた
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空屋(プロフ) - Sa☆☆さん» 喜んでいただけて嬉しいです、続編にて話の解説をしていますので是非続編も読んでいただけると嬉しいです、またのリクエストお待ちしています (2019年6月4日 10時) (
レス) id: 8e09062377 (このIDを非表示/違反報告)
Sa☆☆(プロフ) - 太陽のクラウン、感動しました！誰のことか想像できてしまって涙が、、、 (2019年6月4日 8時) (レス) id: 0289ad8d0b (このIDを非表示/違反報告)
ちゃむ(プロフ) - こちらこそありがとうございます！！楽しみに待ってますのでよろしくお願いします！！ (2019年6月3日 17時) (レス) id: 89ba9725ca (このIDを非表示/違反報告)
空屋(プロフ) - ちゃむさん» ちゃむ様、2度目のリクエストありがとうございます！大丈夫ですよ〜！黒色でもストーリーの基盤を教えてくださったのはとてもありがたいです！今、話の量がかなり多くなってきたので、続編での制作になるかもしれませんが喜んでお書きします (2019年6月3日 17時) (レス) id: 8e09062377 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃむ(プロフ) - だから康二くんが自分以外に興味を持たなければこんなに不安になったりしないんじゃないかと思い仕事終わり家に連れて行き……みたいな話で2作品とも康二くん受けでお願いしたいのですが大丈夫でしょうか？ (2019年6月3日 13時) (レス) id: 89ba9725ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空屋 | 作成日時：2019年5月29日 1時
