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悩む彼女を見守ること10分くらいだろうか、彼女は顔をこちらに向けて少し恥ずかしそうに顔を赤らめて言った
｢甘えていいなら…その、デートがしたいです｣
『…うん！もちろんいいよ！どこに行きたい？』
デート、それは彼女の口から久しぶりに聞いた言葉で彼女からは初めてのお誘いだった
彼女はお買い物と言った、ああ可愛いなぁなんて頭を撫でると彼女の顔は更に赤くなって
僕の心も舞い上がった
『やったあ〜！Aちゃんと久しぶりのデート〜！』
『おめでとう山本、よかったね』
『何買いにいくん？…あ、意外とお揃いとかいいで』
同じく彼女のいる河村さんと川上さんがニコニコしている僕に優しく声をかけてくれた、デートプランはどうしよう？やっぱり久しぶりに彼女と出かけるんだから色々してあげたいしかっこよくいたいなぁ、なんて悩んでいたら
『お非〜リアには辛い話すんな！』
なんて伊沢さんが言う、その後ろからこうちゃんも不機嫌そうに言った
『ほんとですよ…羨まし』
でも僕はそんなの気にならないくらい心がワクワクしてて、今日の仕事は時々彼女と目を合わせては微笑んだ。
数日経って、いよいよ久しぶりのデートだった
今まではデートと言っても彼女は現役大学生だから短時間だし公園とか図書館、デートらしいところと行っても水族館くらいだった
｢お、お待たせ…しました…？｣
待ち合わせ場所、遠くから僕を呼ぶ声の方に向くと
いつも大好きな艶のある髪はふんわりとした1つの三つ編みにアレンジされて、刺繍が綺麗なブラウスと柔らかい色のカーディガンに春らしいピンクのスカート
いつものキッチリとしたシャツやタイトなスカートの雰囲気とは違ったガーリーさというかフェミニンさに僕は釘付けになった
『かっ…可愛い…！すっごくオシャレだよ！嬉しいな…今日のデート、俺めっちゃテンション上がっちゃうかも…えへへ』
顔が赤くなってるだろうな、と思いつつ俺は彼女の手を取ってショッピングモール内に入った
『今日は何が欲しいの？Aちゃんに何でもプレゼントするよ？』
｢そ、そんな…私もよしくんにプレゼントしたい…｣
『あはは、本当に可愛いなぁ…じゃ、お互いにいくつか選ぼうか！こんなの初めてだからすっごく楽しみだし嬉しいよ、最初は俺から選ぶね！』
俺は顔が赤くなるAの手が愛おしくなって再びぎゅっと握って、まずは雑貨屋さんを見て回ることにした
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エリッサ(プロフ) - もうお任せします！！ (2020年4月7日 3時) (
レス) id: 31771c3fff (このIDを非表示/違反報告)
空屋(プロフ) - リクエストありがとうございます！関係性やお話の内容等にご希望はありますか？もしなければ私が色に合わせてお書きしますね (2020年4月7日 0時) (レス) id: 8e09062377 (このIDを非表示/違反報告)
エリッサ(プロフ) - 初めまして。かわいいお話が多くて素敵ですね！カナリア色でいizwさんのお話を書いてほしいです。もしよろしければお願いします。 (2020年4月5日 21時) (レス) id: 31771c3fff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空屋 | 作成日時：2020年3月12日 14時
