勿忘草の夢:izw ページ1
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俺の恋人は年下で、見た目は小柄で可愛らしい
しかし口数は多い方ではなくて、時折見せるミステリアスな表情がどこか大人っぽくて目が離せない
｢拓司さんが教えてくれる事、とても面白いです｣
お淑やかだが、俺が知識をひけらかす事をしてもメンバーと違って興味津々で聞いてくれる
ドライブとなると、知らない道でも知っている道でも目を輝かせて景色を見ている
…しかし、今日は違っていた
助手席に座って景色を見る目は儚げで、なにか思い詰めているようで
その横顔もとても綺麗だけれど、いつものドライブと空気が違った
『…A？』
｢…あ、はい…どうかしましたか？｣
俺の呼びかけには答えてくれる、目的地に着くまでさすがに会話が無いのは辛いなと思った俺はそろそろ理由を聞くことにした
『今日、なんかあった…？俺の思い違いならいいんだけど、元気が無いように思えて』
ちらりとAの方を見ると、ドキリと驚いたような顔で俺の方を見る
図星だったのだろうかと思いもう一度顔を見ると、困った様な、悩んだ様な表情をしていた
『気分でも悪い？何かあったら直ぐに…』
｢いえ、違うんです…その…どう言えばいいか、ずっと迷っていて｣
『ん？迷ってた…？』
あまりに深刻な顔をしているから、俺は目的地では無いが大きな公園近くの駐車場に車を停めて話を聞く事にした
｢あ、あの…拓司さんは、予知夢を信じますか？｣
『…え、予知夢？』
彼女の口から発せられた言葉に、俺はポカンとする
予知夢というのは勿論知っている…が非現実的すぎる言葉が出てきたのに焦りを感じていた
｢私、幼い時からごく稀に予知夢を見るんです、それで…その、今日の事も予知夢で見たんです｣
『今日のデートの事って、この先何か嫌な事があるとか、そういう事？』
｢いえ、嫌な事というか…分からない事があって｣
Aが話すには、予知夢の内容と今日のデートの行先、服装、全て一致していたが1つ不安要素があったのだと話した
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エリッサ(プロフ) - もうお任せします！！ (2020年4月7日 3時) (
レス) id: 31771c3fff (このIDを非表示/違反報告)
空屋(プロフ) - リクエストありがとうございます！関係性やお話の内容等にご希望はありますか？もしなければ私が色に合わせてお書きしますね (2020年4月7日 0時) (レス) id: 8e09062377 (このIDを非表示/違反報告)
エリッサ(プロフ) - 初めまして。かわいいお話が多くて素敵ですね！カナリア色でいizwさんのお話を書いてほしいです。もしよろしければお願いします。 (2020年4月5日 21時) (レス) id: 31771c3fff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空屋 | 作成日時：2020年3月12日 14時
