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その鬼は、私を見て物凄い音の歯ぎしりをし始めた。その異様さに、少し気圧される。
鬼は何も言うことなく、黒い沼のようなものの中へ姿を消した。
「 和巳さん、この人を抱えて傍に立っていてください!私の間合いの内側なら守れます! 」
和巳さんに女の人を預けて、私は鬼が来るときをじっと待つ。__来た!
そう思い、刀を振おうとしたが......その鬼は、3人いた。_落ち着け!!やれる!!
水の呼吸、捌ノ型__滝壺!!
私は技を繰り出しながら、アレを思い出していた___禰豆子を鬼に変えた鬼のことを。
____鬼舞辻無惨。
人間を鬼に変えられるたった一体の鬼。そして、一番はじめに鬼になった者。
その鬼なら、禰豆子を人間に戻す方法を知っているかもしれない。
だから、私はそいつを見つけて聞き出す。
その日まで、私は負けない。
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作者名:あるみかん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=48be83eaada675e79ed496ea5cdf8f4f...
作成日時:2019年8月8日 19時