【ハイキュー！！】高校で初めて話した彼女はどこか俺に似ていた。【及川徹】

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そのあと体育館で始業式が始まった。

最初に立って校歌とかを歌わされ、そのあと長々しい教師たちの話を聞かされた。

正直に言うよ。

半分寝てました。

座ってからちょっとのあいだはしっかりと聞いてたけど

最後の方はうつらうつらとしてきて、半分起きてて半分寝ているような状態。

やっと終わったと思ったら３年から退場。

腰痛いよ。真面目に。

はぁ。

そしてやっと教室に戻り10分程度休み時間。

私は席をたち教室を出て1組に向かった。

まぁ、向かったと言っても数歩だけど。


「夏帆」


そして私は部活の友達を呼ぶ。

すると夏帆は私に気付いたようですぐ出てきた。


「なに？」


「2組嫌だー！」


そう言って私は夏帆に泣きついた。

やっと話しやすい人2人目と話せる。

あ、泣いてないよ？

私めったなことがないと泣かない人だから。


「え、でもさ。及川っていう人いるじゃん。イケメンだよね〜。

A羨ましいよ〜」


しかし、夏帆は予想外の反応をした。

いや、想定内でもあったかな。


「そんなことない！」


私は憤慨する。


「だって私、及川に『頭悪そう』とか、『アホ毛立ってる』とか言っちゃったんだよ」


そんな私の言葉を聞いて夏帆は苦笑いした。


「あはは。Aの癖だよね」


「しょうがないんだー」


そんな感じですぐに10分たってしまった。

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