【ハイキュー！！】高校で初めて話した彼女はどこか俺に似ていた。【及川徹】

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今日は部活動説明会がある日。

どこの部活も1年を沢山いれようと力を入れる。

でも、いっつも思うんだよね。

スポーツ系のってどういう風にやればいいのか。

実演しかないじゃん。あとは成績をいうとか。

その点文化部とか羨ましい。

そう思いながら軽くアップをっとっていると顧問の先生が


「あー、昨日言い忘れてたが今日ここ半面吹奏楽部使うらしいからなー。

多分あと5分後ぐらいにくるかもしれん」


といった。


「吹奏楽部かー。なんで体育館使うんだろうね」


俺は疑問を覚え隣で同じようにアップをしている岩ちゃんに訊いてみた。


「今日の説明会の練習だろ。なんかAがそう言ってた気がする。

あと多分楽器を運ぶ時間がないからじゃないのか？」


「岩ちゃんのくせに俺より物知り？！」


「うるせぇ！クズ川！」


「ヒドくない？！」


そんな感じで話は続いた。いや、話と言うか俺がボコされるだけだったけど。

痛いなー、全く。これからバレーするってのに。

岩ちゃんにそう言ったら


『いつもだからもう慣れただろう』


って言われた。

はー。まぁいいや。



そして約5分後。

ちょうど俺がサーブを打ったところであった。


「すいません。吹奏楽部なんですけどいまからここ、多分半面を

使ってもよろしいですか」


上折の声が聞こえて少し驚いたというか、うん、驚いた。

なんでここにいるんだろうって。


「あーいいですよ」


「ありがとうございます」


上折は俺に気付いているの気付いていないのかはわからないけど

俺のたちの方に視線をフイと向けまたすぐ戻した。

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