【ハイキュー！！】高校で初めて話した彼女はどこか俺に似ていた。【及川徹】

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そして今日から部活が始まった。

まぁ正確に言うと最初の日からあったけどね。


私が音楽室に着くと既に数人の先輩と同級生がアップや準備をしていた。

入学式が終わった今は部活動説明会の曲と体育祭の行進曲だ。

楽譜を既に渡されてあったので基礎練習をした後吹き始めた。



「○○ちゃん」


「ハイ」



そこで出欠をとっているときにふと思う。


最近先輩来ないな。

私のパートには一人の女の朝霧先輩と一人の男の秋月先輩がいる。

同級生はいない。

私たちの代は吹奏楽部の生徒が少なく、去年卒業した先輩も二人いたため

私一人だけだったのだ。


そして今日は二人の先輩どちらともいなかった。

どう、したんだろう。

いつもはしっかりと来るのに。


真面目な先輩二人だからこういうことはあまりない。

まぁ偶然かな。



その時は、そう思っていた。

その時は。



そして翌日の部活。

秋月先輩は来たけど朝霧先輩は来ない。

そこで少しショックなことを告げられた。



秋月先輩は受験のため週に2日しかこれないという。



そして相変わらず朝霧先輩は来なかった。

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